「寝れねぇ・・」 上京してきたばかりの主人公、夏生は時計の針が2時を過ぎても眠れずにいた。 たまりかねて、かけていた布団を蹴りとばすと足の方に人の気配があった。 「誰だ・・?」 「私のことくらい気配で察知できないのか。これだから人間は」 返ってきたのは幼い少女の声。 夏生が困惑していると、外から洩れる光でその人物はぼんやりと浮かびあがった。 紅い眼、白銀の髪、長い耳、生きている人間とは違う着物の着方。 少女の持っている全てが、少女が人間であることを否定していた。 「お前、吉沢 夏生だな?」 驚きを隠せない夏生に、少女は静かに言った。 「私は、鬼晶(きしょう)。お前の死神だ。 信じるも信じないも自由だが、よく聞け」 「お前はあと一週間の命だ」…… 伝奇サウンドノベルです。大きく分けて3つのルートがあってそれなりにおもしろいのですが、 なんか釈然としないというか、違和感を感じるところが多い話です。例えば主人公の反応とか ……普通、死を告げられてそれを信じたのなら、 @死にたくないとあがく A死ぬ前に好きなことをする B死んだ後のことを考えてやっておく 必要があることをする のどれか1つくらいはすると思うのですけどね(汗)。まあ、 作者HPの攻略を見れば サクサクできるので伝奇物が好きな人はやってみるのもいいでしょう。では各ルートを簡単に 紹介……
作者ホームページ | TOPへ戻る | |
---|---|---|
ダウンロード | 作者HPより | ゲーム紹介ページへ戻る |