アジア・太平洋戦争と死者
  • 千鳥ケ淵墓苑資料 2001.
  • 朝鮮・台湾出身日本軍人軍属戦死者
  • 全戦死者(日本人のみ・政府等公式)
  • BC級裁判刑死者

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    千鳥ケ淵戦没者墓苑
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    千鳥ケ淵墓苑資料
    *財団法人千鳥ケ淵戦没者墓苑奉仕会リーフレット「千鳥ケ淵墓苑」(2001)によると──

    国立の戦没者墓苑(環境省管理)。墓苑面積は約5000坪。
    昭和12年(1937)7月以降に政府などが外地から持ち帰り遺族等に渡すことができなかった遺骨を納める、いわば国立無名戦没者の墓。外地での一般人犠牲者も含む。
    昭和34年(1959)3月28日竣工、当日8万7000人以上の遺骨を納骨。
    現在34万6000人以上納骨。毎年遺骨収集と納骨が行われている。

     

     

    旧植民地出身の日本軍人・軍属の動員と死亡者 
     *「大東亜戦争」(アジア太平洋戦争) 
     
     

                 復員       戦没      合計(動員)
     朝鮮    22万0159人    2万2182人    24万2341人
    (1990年厚生省)

     台湾    17万6877人    3万0306人    20万7183人   

                     死亡・不明者    動員 
     朝鮮              2万2182人    24万3992人
    (1993年韓国への返還名簿)
     

    *1971年韓国へ返還した名簿 朝鮮半島出身戦死者 2万1919人
     別表 ●
     


     

    「大東亜戦争」戦死者
      軍人・軍属約210万人 準軍属約20万人
      一般日本人80万人(戦災50、外地30)
      計約310万人(「日本人」のみ)

     この戦域での全戦死者は2000万人(教科書等)とされている
     
     

    連合国側によるBC級戦犯裁判
     
      台湾出身 有罪173人─死刑26人
      朝鮮出身 有罪148人─死刑23人

      連合国側が国別に軍事法廷を開き、日本側で900人以上が処刑されたとされる