9月22日
午前中の第1試合ということで、昨日よりはマシだと思いますが、今日も暑い。一応、メンバーの体調は大丈夫そうです。
さて、この日の選手入場ではキッズエスコートがありました。キッズといっても中学生女子バレー部の皆さんですけどね。え…でも相手チームのエスコートも同じバレー部員で第1、第2試合のメンバーも違うのかな? かなりの大所帯チームですよね。
記念品として会社ロゴの入ったミニトートバッグ(缶バッジ含む)をプレゼント、そして選手とのハイタッチ(英語圏ではハイファイブですね)にて退場。この交流にて今後RI東北を応援いただければ…
しかし第2試合で横河電機のゆるキャラ、「かばはじめ君」が登場すると状況一変! 2014年、南三陸町で行われたZAOカップにもお越しいただきましたね。
ZAOカップの時もそうでしたが、もうね、反則級の人気。いやいや、全部持っていかれました。なぜ横河がカバのキャラなのか?ってところはよく分からないですけど…
さて、中部徳洲会との一戦。日本無線があれだけの試合をするなら、ウチもやれないことはありません。昨日のような連続失点を如何に止めるか、ここがカギとなりそうです。
リーグ第2戦 vs 中部徳洲会病院(沖縄)
<第1セット>
佐々木章強打、徳洲会ライトリバウンドはオーバータイムス、徳洲会レフト強打アウト16−13、タイムアウト徳洲会。
スタメン:FL高橋(怜) FC晴山 FR鎌田 HL高城 HC佐藤(孔) HR佐々木(章) BL清藤 BC熊谷 BR石川
リザーブ:吉田 長田 佐々木(翔) 鈴木(勇) 本田
高城サービスエース、高城ダブり、高城強打、高橋怜サービスエース、高橋怜ダブり、鎌田フェイント、佐々木章ダブり、佐藤孔強打アウト、佐藤孔弾く徳洲会サービスエース、高城見逃し徳洲会サービスエース4−6、タイムアウト東北。
徳洲会FRのCを佐藤孔ブロック、清藤サービスエースで6タイとすると、佐々木章軽打、石川の強打レシーブから高城強打、佐藤孔時間差フェイント9−7、徳洲会コンビミス、佐々木章強打10−8、タイムアウト徳洲会。
徳洲会レフトに連続で決められるが、晴山打つと見せかけてのフェイクセットから高橋怜A、徳洲会レフト強打、高橋怜A、徳洲会ライト強打、鎌田弾く徳洲会サービスエース13タイ、タイムアウト東北。
徳洲会レフト強打連続、佐々木章強打、高橋怜ネットプレードリブル、高城の後ろへ徳洲会サービスエース17タイ。
高城強打、徳洲会A、高城強打、佐藤孔リバウンドを徳洲会オーバーネット20−18。最後は徳洲会ライト強打を佐々木章がシャットアウトして21−18。
<第2セット>
高橋怜サービスエース、徳洲会B、清藤弾く徳洲会サービスエース15タイ、徳洲会ダブり、佐々木章セカンドでサービスエース17−15、タイムアウト徳洲会。
スタメン:変更なし
徳洲会が高橋怜強打をブロック、熊谷を襲うサービスエースを奪えば、高城フェイント、高城強打が白帯に当たって徳洲会コートに落ち2タイ。徳洲会が3点連取すれば負けじと東北も3点連取5タイ。
徳洲会A、徳洲会ライトのリバウンドはオーバータイムス、徳洲会レフト強打、徳洲会ライト強打アウト、徳洲会ライト強打7−8、サイドアウトの応酬。鎌田の2段トスから佐藤孔強打、徳洲会ライト強打アンテナ9−8逆転。
しかし徳洲会レフト強打、高城強打、徳洲会ライト軽打をブロックオーバーネット、石川打って返球がアウト、徳洲会レフト強打10−12。徳洲会ダブり、徳洲会レフト強打アウトで同点、徳洲会B、高城フェイントを徳洲会ブロックタッチネット、徳洲会レフト返球がドリブル14−13、タイムアウト徳洲会。
徳洲会ライトフェイント、高橋怜B、徳洲会レフト強打タッチネット、清藤サービスエース20−16。最後は徳洲会レフト強打ネット21−16。
試合動画配信(21:29頃〜)
|
|
||||||||
|
|
第2セット、当然このまま終わるはずがないとの予想で、中盤に徳洲会が抜けましたが、らしくないというか、いつもこちらがやられているパターンが徳洲会側に出たという感じですかね。まあでもウチも離されずによくついていきましたよ。
徳洲会への勝利は千葉国体以来14年ぶり。あ、この時も1日1試合でしたね。もちろん、これで実力が上回ったとは思いませんが、やはり1試合制は有利に働く何か強みがあるのかな?
高城選手もエースの貫禄というか、明確にシャットアウトされた場面もなく乗り切りました。決め切れないところもありましたが、これだけ決定力があると頼もしいです。
高橋怜選手は全力プレーで足に来ていましたが、最後までパフォーマンスを維持しました。後半は速攻が合わなくなりそうな心配も、何とか踏ん張り見事Bクイックを決めてみせましたね。
佐々木章選手は…硬軟織り交ぜに更に磨きがかかった感があります。軟を覚えるとついそっちに頼ってしまいがちになりますが、しっかり強打も冴えてました。
石川選手は一番多くボールを触ったんじゃないかな? ちょっとサーブで揺さぶられたところはありましたが、常に安定したボールを供給してくれたのが大きかった。
ただ「ボール交換してもテロテロで、やばかったです」と清藤選手が言っていましたが、相当扱いづらかったでしょうね。その影響らしいミスも何回かありましたし。まあでもボール交換やコート拭きとか、今回はリズム立て直すにはちょうどいいインターバルになったような気がします。
「千葉国体? まさか自分がまだやってるなんて思ってもみなかった」と、熊谷選手は感慨深げ。確かにね…東北リコーからRI東北になって初めて勝ったことにもなります。
「もう必死です。絶対フルセットにはしたくないって(苦笑)」と鎌田選手。そりゃね、体力的に限界近かったので、フルになったら一方的にされていたかもしれません。鎌田選手も現役復帰してまさか2大会連続スタメンなんて、思ってもみなかったんじゃないかな。
終盤、清藤選手がやられたらやり返すサーブが炸裂。ここまで「奥に打てって言ってるのに短けぇんだから」と永井監督は言ってましたが、「あれでも少し力を抜いてました。いいコースに決まってよかった」と清藤選手はしてやったりの笑顔。
管理人も実業団の観戦記で入れば崩せると書いた通り、今後更なる精度アップを期待します。
◇ ◇ ◇
第2試合は日本無線が横河電機にフルセット勝ち。これで横浜ラウンドの参加4チームは1勝1敗となりました。
「結果の速報だけ見たら、これ(徳洲会とRI東北のスコア)反対じゃね?って思うだろな」と皆言ってましたが、まあそれだけ勝ってなかったんでね…
この2試合だけでもRI東北は大きな成果を上げたんじゃないでしょうか。今まで終盤になるとミスったりしてましたが、こういう際どい戦いを経験することで、切羽詰まるとどういう動きになるのかとか、アタッカーの入るタイミングが変わってくるとか、今まで見えないものが見えてきたかもしれませんね。
特にセッターの晴山選手からすれば、最重要場面で如何に回せばいいか、判断がより明確になったんじゃないかな。更に体で覚えて完璧にしていきましょう。
リーグ戦においては勝つならできるだけ大差で、負けてもセットや点数を取ることが大事。狙ってできるものじゃないですけど、そういう意味では横河戦に負けたけど1セット取れたし、徳洲会戦はストレート勝ちできました。
内容的には上々ですし、よって暫定ながら3位という位置にいることができるのです。まだ序盤ですけど、この順位をこのまま維持したいところですね。
宮城に帰ると気温差マイナス10℃! 体調管理も怠りなく。
次はキモの中盤3連戦、まだまだ激しい戦いは続きますが、今大会を通して身に付けたものをしっかり次に活かしましょう!