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静岡県静岡市

庵原山城

2010年01月23日

城址は、清水市草ヶ谷の大乗寺背後に位置する半島状の山地上にあり、小規模ながら戦国期の城郭である。現在は城山と称し、みかん畑・茶畑となっているが、その中に築城遺構を歴然ととどめている。
この城は、庵原氏が代々城代として守備していた今川氏の支城と考えられ、永禄11(1568)年、武田軍の駿河乱入によって武田氏の支城となり、その後は、今川氏旧臣の朝比奈駿河守信置が城番として大修築をしたが、天正10(1582)年、武田勝頼滅亡と共に、朝比奈氏は当城を退去し、庵原館で父子共に自刃し、城は廃城となった。
城関係の地名として、馬場・大手・軒町田・表門・堀内・堂城・城後・的場などが残っている。
(日本城郭大系より)

大乗寺

庵原山は大乗寺裏山であるとのことでしたので大乗寺を目指しました。大乗寺で庵原山城について聞いてみるとちょうどお寺の裏側で工事している所であるとのことでした。東名と第2東名をつなぐ道路の工事で完全に破壊されてしまったようです。以前発掘調査をしていたとのことですが今は工事が着々と進んでいるようでした。

 

 
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