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広島市

河内神社


2009年08月11日

伝記ニ曰く、河内神社ハ昔、佐東郡銀山ニ武田氏在城ノ当時、其ノ麓ナル河内谷トイフ所ニ鎮座マシマシテ武田氏ノ崇敬浅カラサリシカ天文十年毛利氏ト戦ヒ落城セラルルヤ以降祭費ノ出ツルトコロ無ク、従ツテ社殿モ自然ニ頽廃セリ。
頃シモ神明童子ニ託宣シテ曰ク当村字塔ノ岡ニ社祠ヲ造営シテ祭レヨ此ノ里ニ永ク悪病ナキ様守護スヘシコト、里人大ニ驚愕シ、謹ムテ直ニ社殿ヲ塔ノ岡ニ建築シ永ク此ノ里ノ産土神トシテ祭ル以来、不思議ニモ此ノ地ニ悪病ノ伝染ナキコト著シ云々。按スルニ当神社ノ勧請年記詳カナラスト雖モ、永正元年武田太郎佐衛門元繁安芸国ノ守護トナリ、其ノ後裔光和ノ時マデノ守護神タリシコト伝記に依リテ明カナリ。以降里民産土神トシテ祭リ社殿数度ノ改築ヲ経過シ本年ヌ氏子諸士ノ協議ニ由リ社殿ヲ再築セントス。
明治42年11月1日
(社殿内説明文章より)

なかなか場所が分からなかったのですが車を置いて歩いて探し回ってやっとのことで見つけました。階段を登り切ったところが広くなっていて本堂と左側には鳥居があって山神社と彫られていました。

 

 
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