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市川三郷町

印石

2010年03月22日


@高田村源昌寺の境内に高さ三尺(約90センチ)ばかりの自然石があり、この石に掌の形を押した跡がついている。これを弘法大師がつけたともいい、また武田信玄だともいうが、このあたり3、40戸の集落には、今も印沢(オシテザワ)という名前がついている。
A西八代郡市川大門町印沢に、高さ1メートルばかりの自然石があり、この石に掌の形を押した跡がついている。これは弘法様がつけたといい、またの名を印石ともいうが、このあたりの集落を今も印沢と呼んでいる。
(山梨県の武田氏伝説より)


昔、旅の僧が道端の大石に腰を下ろして村人にものを尋ねたが、誰も相手にしなかった。そこで暫く黙祷した後、腰掛けた石に右手をついて立つと、不思議にかたい石に手の形がついた。人々は大いに驚き、説教に聞き入ったという。後になって、この僧が弘法大師であることを知った村人は、この石を大切にまつり、押手石(印石)に因んで村の名を印沢(おしてざわ)と呼ぶようになったという。
昔は大きな池があり雨ごいの行事が行なわれた。左手の印石はここより西「源昌寺」にある。
(看板資料より)


昔、旅の僧が道端の大石に腰を下ろして村人にものを尋ねたが、誰も相手にしなかった。そこで暫く黙祷した後、腰掛けた石に手をついて立つと、不思議にかたい石に手の形がついた。人々は大いに驚き、説教に聞き入ったという。後になって、この僧が弘法大師であることを知った村人は、この石を「おしていし」といって大切に祀り、石の名に因んで村を印沢(おしてざわ)と呼ぶようになったという。右の手の印石はここより東、印沢400番1にある。
(看板資料より)

 

 
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