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長野県茅野市

音無川

2007年10月07日

<伝説>武田信玄と音無川
戦国時代のすぐれた武将で知られる、甲斐の武田信玄が、越後の上杉謙信との北信濃の川中島での決戦のため、何万という大軍をひきつれて、諏訪へ入り、八ヶ岳のふもとの棒道を進んで大門峠の下まできた。
そこで信玄は、おもな家来を集めて作戦会議をした。ところが、作戦はなかなかまとまらなかった。そこは、そばを流れている川の瀬音がうるさかった。そこで信玄は川に向って「うるさい、しずまれ」とどなった。信玄のひと声で、川の瀬音がやんで作戦がまとまった。それからこの川を音無川と呼ぶようになったと言われている。今でも音無川には、幾筋もの滝がおち、この様に美しい景観を擁しています。
(看板資料より)

諏訪方面から大門街道を北上していく途中に音無川の看板と音無の滝の看板があるとのことだったので大門街道を登りました。昨晩は八ヶ岳P.Aで車中泊して朝一番に訪れる史跡でした。大門街道は途中ほとんど曲ることなく勾配も比較的ゆるやかな道でした。武田軍団も何度もこの道を行き来したんだと思いながら車を走らせました。そして白樺湖が近くなってきたところから坂が急になり本格的な峠道になります。クネクネ道です。カーブを曲がるたびに高度が上がっていきますが何度か目のカーブを曲ったところの左側に音無川の案内板を見つけたのでそこで車を止めました。案内板の近くまで行ってみると川のせせらぎの音が聞こえてきました。この先では川が流れていることが分かりました。


音無の滝

 

 
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