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静岡県沼津市

三枚橋城(沼津城)

2005年01月30日

沼津城本丸跡

この中央公園は、三枚橋城と沼津城の本丸跡に位置しています。三枚橋城は、天正7(1579)年、武田信玄の子勝頼が後北条氏の戸倉城に対抗して築城したものといい、関ヶ原合戦後の慶長6(1601)年には大久保治右衛門忠佐が城主になりました。しかし、同18(1613)年の忠佐の死後世継ぎがなかったため大久保家は断絶となり、翌19年、三枚橋城は廃城となりました。以降160余年の間当地に城はありませんでしたが、安永6(1777)年、後に老中となる水野忠友が沼津に城地を与えられ沼津城を築城しました。この沼津城は三枚橋城の北半分を利用して造られましたが、規模は三枚橋城と比べ小さなものでした。
慶応4(1868)年、水野氏の菊間(現千葉県市原市)転封の後、城の建物は沼津兵学校の施設として使われましたが、明治4(1871)年の兵学校廃止後払い下げられ、姿を消しました。
この石碑の周囲の石は、昭和48年に上土町の静岡相互銀行(現静岡中央銀行)新築工事の際に地中から発掘されたもので、三枚橋城当時の石垣に使われていたものです。
(看板資料より)


三枚橋城跡は沼津駅のすぐ近くにあるとのことだったので駅の近くにあった西武デパートの駐車場に車を止めて駅の周辺を探索しました。しかし見つけることができず、駅の観光案内所で場所を聞いたところ丁寧に教えていただきました。駅から南に延びているさんさん通りを南下し、大手町の交差点を左に行ってすぐのところに中央公園がありその中に本丸跡の石碑がありました。

 

 
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