<アーデルハイド>

ロッテンマイヤーさんがハイジを呼ぶ時の名前。洗礼名と言う説と「ハイジ」の正式名と言う説の二つがあるが、個人的には後者だと思っている。
何故なら実直で自分にも他人にも厳しいロッテンマイヤーさんなら、他人の名前を略名で呼ぶ事は無いだろうから。
彼女ならジーコやスターリンの事も「アルトゥールなんとかかんとか・・」とか「ヨシフなんたらかんたら・・」とキッチリフルネームで呼ぶに違いない。
しかしながら上記二人の有名人同様、ハイジも「アーデルハイド」と呼ばれる事を好まなかった。


<アース>

@地球の意
A電気製品の放電装置
B製薬会社
水原弘と由美かおるの看板をいち早く思い浮かべる俺にとって、アースの意はBのそれが最も優先される。


<「ああ、なるほど。だからAっぽいのね」>

人の性格がたかが4つに分類される訳が無いと言う血液型性格判断否定派への対抗手段として、両親の血液型による劣勢遺伝のタイプまで持ち出す事でその場をクリアしようとする血液型マニアの定番の言葉。
これならかなりの組み合わせが存在するので、よしんば「A型でしょ?」と聞いて「いや、O型」と返されハズれたとしても、両親のいずれかがA型(AO)であれば、A型に生まれる可能性もある事から、そんな時にこれを言えば自身の信念を曲げずに済む。
全く以ってくだらない。


<アー・ベー・ツェー・デー・エー・エフ・ゲー>

ABCDEFGのドイツ読み。
音楽的には「ドレミファソラシ」が「CDEFGAB」と表記される事から、一時芸能界で数を数える時に使用された事もある。
例:1万=ツェー万、5千=ゲー千、など。。


<ああ言えばこう言う>

俺が最も嫌いなタイプ。
しかし実は俺自身がこれに属すると言う節もあり、似た者同士が合わないと言う説は正しいのかも知れない。


<「アーメン」>

キリスト用語的には「その通り」と言う意味を持つらしいが、俺たちが小学生の頃は、運悪くアクシデントに巻き込まれた同級生に対して使用していた言葉だった。
でも俺の家系は仏教で浄土真宗。


<愛>

自身の住む星の存亡を賭けた戦いにおいて、その作戦の中核を成す機密事項を将校と言う身分でありながらも敵の女性軍人に洩らしてしまうほどの、地位も名誉も立場をも捨て去る事が出来てしまう、言わば強力なウィルスとも言える人間にとって大きな存在?の生きる上での活力源。
「宇宙戦艦ヤマト ヤマトよ永遠に」は、スケベ人間を重責の任に就かせたら国が滅びる、と言う教訓アニメである。
現代企業においても人事部門の責任者をスケベ人間に任せていたらその会社は必ず衰退する。
スケベはそれほどの圧倒的パワーと影響力を持つ事を認識しなくてはならない。


<「あいさつは抜きだ」>

とにかく急いでいるらしい。クールな男の言語ベスト100にランクイン。


<相田>

テレビドラマ「太陽にほえろ!」においてジーパン刑事(松田優作)をピストルで撃ち殉職に追いやった男。
後にこの相田役を演じた俳優は「この人は誰?」的なクイズ番組に出演し、そのシーンを無音で再現してみせたが、それは正に「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」以上に難題で、そのクイズに答えられた回答者は皆無だった。


<IWGP>

@小説「池袋ウェストゲートパーク」の通称
Aアントニオ猪木が提唱していた新日本プロレスのリーグ戦名
しかし最初にIWGPと聞いてブランデーを思い浮かべてしまうのは昭和的感覚の俺だけだろうか。
よくよく考えてみるとブランデーは「VSOP」なので、合っているのはPだけなのだが。


<アクロバチックな・・>

何か凄いHな事を連想させる形容詞。


<合の手>

@歌に合わせた手拍子
A他人の話の間に別の言葉を入れる事
ただし、外した言葉を言ったり調子に乗ってしまったりすると相手から毛嫌いされるので注意。
ガミラスの総統デスラーと副総統ヒスの関係がこれに近い。


<アクアマリン>

3月の誕生石。12の誕生石の中でも比較的安価。よって翌月の誕生石がダイヤモンドである事を考えると、この月に生まれた女の子は彼氏に安堵感を与える。(バブル時の話)


<AMG(アーマーゲー)>

自動車メーカーであるメルセデス社のチューンニング部門。
ベンツにおけるAMG仕様の車両を保有する事はスポーツマインドを持ったひとつのステータスであり、日本車で言えばトヨタのTRD、日産のNISMO、三菱のRALLIARTが似た様な部門(及び会社)。
昔AMGは三菱社製の自動車を手掛けた事もあったが、現在はメルセデス社の傘下となっているので同社の車に限定してチューンを行なっている。
よって、カッコイイからと言う理由で「AMG」のエンブレムを日本車に付けたりするのは、トヨタ社製の自動車に「無限」と言うステッカーを貼るのと同じくらい愚かな行為なので注意。


<「明日から頑張る」>

今日の今からやらない限りいつまでも先送りが懸念される決意表明の事。


<「足が付いていない・・・」>

機動戦士ガンダムの1年戦争におけるクライマックス時、未完成のモビルスーツ「ジオング」に乗る羽目となったシャア大佐が、足の無いジオングを見て洩らした言葉。
これに対して若手の技術兵が「あんなものは飾りです」と至極当然の事を言ってのけた。
確かに無重力状態の宇宙空間で足は無意味かも知れないのだが、シャアの過去のモビルスーツ戦を見ると殴る蹴る等の格闘戦が結構多かったので、通常のモビルスーツより3倍くらい大きいジオングでガンダムを蹴ったり出来たら非常に気持ち良かっただろうに、と言う思いが果たせない事の落胆がこの「足が付いていない・・・」とポツリ洩らした言葉の裏にあったのではないだろうか。


<足を揃えない>

どんなスポーツにおいても立っている時の足は決して並行になってはいけないと言われている。
棒立ち状態が好ましくないとされるのと、少しズラす事で次への動作が機敏になると言うのがその理由らしい。
そういう意味では、しっかり足を並行に揃えてからモーションに入る番場蛮の大回転魔球の投球フォームは革新的である。


<アダムスキー>

UFOを見たとか宇宙人に会ったとか、そういうアメリカンジョークが通用するかどうか分からない今から50年以上前のアメリカで執筆活動をしていたUFO研究家。
彼が撮影に成功した円盤のタイプを専門家は後に「アダムスキー型」と呼称する様になった。
まさか人の名前が円盤の名称になっているなぞ思いもしなかった20世紀少年の俺は、アダムスキーとはビンディングを付けたスキーにシルエットが似ている事から付けられた名前、と勝手に解釈していた(しかし今冷静に見ると似ても似つかない)。
アダムスキーと言う何か響きが良く聞こえる名前の人物が発見したのは幸いだったかも知れない。これが「井上」と言う日本人が発見していたら「井上型」と言う、およそ未確認飛行物体的ではない名称になっていた。あまつさえ白新高校の片目が不自由なピッチャー不知火が発見していたりしたら、その名は「不知火型」となってしまい、もうUFOなんだか野球なんだか相撲なんだか分からない事になるところだった。
アダムスキー万歳。


<あっけない幕切れ>

@軍人将棋において「総大将」をも倒す事の出来る超強力な駒「地雷」が、たかが歩兵の一人である「工兵」に1度の活躍も見せぬままあっさりヤラれる様子。
Aいくつもの事件を解決し死線も潜り抜けて来たのに事件と全く関係の無い自動車事故に巻き込まれ逝ってしまう、ドラマ「太陽にほえろ」の殿下こと島刑事。
他、視聴率が低迷し途中で打切りに追い込まれたヒーロー番組における敵の大ボスのヤラれっぷりもこれに当たる(短くてもその顛末が描かれているのはマシな方で、ヒドイものになるとたった数秒のナレーションで片付けられてしまう事がある)。


<アッシマー>

「機動戦士Zガンダム」に登場する地球連邦軍所属のモビルスーツ。ブラン・ブルターク少佐が主に搭乗。
見た目が全くカッコ悪いのにブラン少佐はこのアッシマーが殊のほか気に入っており、二言目には「アッシマーの性能を以ってすれば・・」とか「アッシマーには・・」とアッシマーを枕詞の様に連呼していた。
Zガンダムに撃墜された時の彼の最期のセリフも「アッシマーが・・!」だった。
これを見た当時高校生の俺は『好みは人それぞれ』と言う事を改めて感じたものだった。


<圧力団体>

見るからに分かり易いカツラの事。
会話をする相手にとっては、それが発覚した瞬間に「滑る、光る、秘密」等のキーワードが一切使えなくなり、何かと気を遣って話を進めなくてはならない。
狙いなのか天然なのか、歌手の「冠二郎(かんむりじろう)」は自らの名前にまで自身の「状態」をアピールしている。


<アドレナリン>

緊張状態や危機的状況になった際体内に放出される物質。
これが分泌されると感覚が麻痺したり異常な力を発揮したりする事がある。
俺の場合、急激な便意が襲ってきたりすると高レベルの面白ネタが浮かんだりする。それが満員電車の、しかも次の停車駅まで30分以上停まらない特急列車だった、などと言う超危機的状況においてはメガトンクラスで大爆笑必至のネタが思い浮かぶ。


<アナログ人間>

目的の時間まであと何分、と計算する際、頭に針時計を思い浮かべてしまう人。


<「あの件、どうなっている?>」

上司が部下に対して良く言うフレーズ。
自分が思い出せない事をそのまま部下に聞くな。
そのくせ「はい?何の事ですか?」と部下が聞き返したりすると、忘れた事を指摘されたかの様に思えてしまうプライドの高さから「全てを言わずとも部下は上司が何を言いたいかを常に認識していなくてはならない」とか、如何にもな言い草で雰囲気的逆ギレをする。
そんな事を言うなら上司たるものも、まず部下の気持ちをちゃんと汲んでやるべきものだろうが。


<あまつさえ>

「さらに」、「加えて」等の意味。
早川健(快傑ズバット)が多投する用語で、そのクールさが気に入り俺も昔から良く使用している。クールな男の言語ベスト100にランクイン。


<「アンタ、、あの子の何なのさ」>

余計なお世話だ。


<アンチエイジング>

美容・健康関連企業を単に潤す事に他ならない、当人にとっては全く無駄な抵抗の事。


<「あんな物は飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ」>

「機動戦士ガンダム」における、要塞ア・バオア・クー内のモビルスーツ工場のジオン兵による発言。
無重力である宇宙空間において脚部なぞ必要無い(人型である必要が無い)と言う真実を言ってのけた、ある意味スポンサーである玩具メーカーのバンタイに対する批判とも取れる名言。
バンダイから度々下る新型モビルスーツ登場の要請に嫌気がさした富野監督が、作品で自身の心情を思い切りぶちまけた彼の最初で最後の抵抗ではないかと俺は見ている。


<アンパンマン>

正義の為に悪の化身であるバイキンマン一味を掃討しようとしたり、飢えた子供にパン素材で出来ている自らの頭部を分け与えたりと、そこまで人の為に尽くしているにもかかわらず、どうもオープニング曲によると彼は「愛と勇気だけが友達」の様で、彼を頼りにしている人間達には見せかけの友情しか持ち合わせていないらしい。
実はアンパンマンはデビルマン並みにクールなヒーローなのだ。




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