火曜日の夜9時よりフジテレビ系で放送されている連ドラです。
父子家庭の娘である宇崎愛子(石原さとみ)は、異常なまでの父親賢太郎(時任三郎)の過保護下で育った20歳の娘です。
就職を期に賢太郎の干渉から逃れられると思っていた愛子でしたが、門限7時や男女交際禁止という宇崎家のルールが呪縛の様に彼女を取り巻き、どうしてもそれを守ってしまう事にジレンマを感じる日々でした。
そんな中、同僚である三浦誠二(田口淳之介)から愛子は交際を申し込まれる事になるのですが。。
娘の事となると見境の無い賢太郎、そんな父親を愛しながらも一人の人間として自由に生きたいと思う愛子、宇崎家のイタいルールも愛子に守らせようとする生真面目な誠二、の3人が主体となって織り成すホームドラマコメディ?が当作品です。
時任三郎がコメディに出演するのは珍しい事だと思いますが、結構合っている気がしました。
純真で素直に育った愛子を演じる石原さとみもとても面白い良い演技をしていると思います。
誠二役の田口淳之介君はKAT-TUNのメンバーの一人ですが、演技はイマイチです。。でも彼は可愛いので個人的に許します。。笑。。
愛子の会社の上司である鳴海駿一(小泉孝太郎)と言う男が、これから何かしら愛子と誠二の間に絡んできそうな雰囲気なのですが、クールで殆ど本音を語らないまるで俺の様な彼の動向は現段階では計り知る事が出来ません。
全体的に面白いと思えるドラマなのですけど、宇崎家のルールがあまりにも常識離れしているにも拘らず、そのルールを当たり前の軸として賢太郎が父親論を唱えたりするところに違和感を感じてしまいます。
場面に合わせたBGMを聞く限り、作り手としては決して賢太郎のイタさを表現したい訳ではなく、娘を思う父を視聴者に感じて貰いたい様なのですが、門限7時だの男女交際禁止だのと笑ってしまう様なルールの上で必要以上に愛子に干渉しながら「お前の為を思って言っているんだ!」とか言われても思い切り説得力に欠けます。
その辺の甘さが観ていてイラつくところですが、今のところ石原さとみと田口淳之介君の可愛さで見続ける事が出来ています。。笑。。
<放送終了後の感想>
涙あり笑いありという感じでとても楽しいドラマでした。
いや、涙と笑いがあったのは出演者だけでなく観ている俺もそうだったのですが。。笑。。
いつの間にか時任三郎演じるイタい父親が面白く思える様になっていました。
結果的には素直に観れた暖かいドラマだったと思います。
やっぱり良いですねぇ、こういう笑えて泣けて、且つハッピーエンドで終わるドラマって。。
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