<ビグザム>
「機動戦士ガンダム」において強力な戦闘力を誇ったモビルアーマー。
が、搭乗するのがあの力押ししか出来そうもないドズル・ザビである事を勘案すると、所詮は大艦巨砲主義と思えてしまう辺りが何とも不憫なマシンである。
<樋口可南子>
ソフトバンクのCMで、イラっと来る程すっとぼけたお母さん役を演じている女優。
彼女がヘアヌード写真集の第一人者、言わば写真集業界におけるパイオニア的存在である事を知っている人間はバブル直撃世代。
彼女の旦那がサブいダジャレやオヤジギャグを連発するコピーライターの糸井重里だと言う事を俺は最近知った。
<ビザンティン帝国>
確か昔のローマ帝国の別名だったと思う。
俺の高校時代の世界史の教師がこのビザンティン帝国とペルシャが好きで、思えば1年間ずっとこれらについての授業をしていた。
オクタビアヌスだかユスティニアヌスだか、放送コード的に何かヤバそうな名前の王様が結構居たと思う。
<左足キック>
自軍の投手が危険球とも取れるボールを投げ、相手打者が憤慨して乱闘を起こした際、止める審判の隙間を縫って放った当時ロッテオリオンズの監督「金田正一」のローキックの事。
相手打者だった近鉄バッファローズのトレーバーがつまづいて倒れこんだところに丁度金田の左足が吸い込まれる様に入って行った為、キックと言うより足の裏でトレーバーの額をナメる様な状態となった。このミラクルっぷりも伝説の400勝投手ならではと言える。
<びっくりドンキー>
北海道発祥で全国展開しているハンバーグレストラン。
重い木枠で持つのが大変と言う嫌がらせ満点のメニューが特徴(1998年時)。
店名が「びっくり」な割に「びっくり」と名の付く商品は存在しない様だ。
昔「びっくりコーラ」なる名称の飲み物があって注文した事があったが、入れ物がトロフィーみたいな形状をしているのが珍しい事以外、内容量も500mlと特段びっくりする事はなかった。
今から10年くらい前、雑色と言う場所にこの「びっくりドンキー」が存在していたのだが、その目の前にドンキ・ホーテが店を構えており、それに混乱したのか知り合いのオバちゃんが「この辺でガムテープを売っている店って無いですかね?」と言う俺の問い合わせに対し「ああ、それだったらあそこの『キングコング』で売ってるよ」と、全く意味不明なびっくり回答をした事があった。
<びっくり日本新記録>
20年以上前に日本テレビで放送していた番組。毎回あらゆる競技にて素人が競い、勝者には日本一の称号が与えられる。
他の何処でもやっていないオリジナル競技なので、番組で1位になれば日本一と言えるのは確かなのだが、内容が「逆立ち相撲」や「斜面駆け登り大会」と言う、今思うと何かショボさを感じざるを得ない種目が多かった。
しかし、あの鳥人間コンテストの元祖となるのがこのびっくり日本新記録の競技のひとつであった事はあまりにも有名な話である。
<ビッグワンガム>
1975年辺りに発売されていた食玩(オマケ)付きのガム。
しかし、ガムと言いながらガム本体は薄っぺらい物が1枚入っているだけで、大きい箱のほとんどが食玩のプラモデルで占有されていた。
価格も確か当時で150円を超えており、小学生の俺にとっては即どうこう出来るものではなかった。
「お菓子買うからお金頂戴」と言って親にしれっと特別依頼をして購入するも、子供心にこれは『マズイものを買ってしまった』と後ろめたい気持ちになったものだった。
よって親から「買った物を見せてみろ」と言われた時は本気で蒼くなった。直後に至極当然の如く「これのどこがお菓子なのだ!?」と大説教を食らった事は言うまでもない。
大人の事情で「玩具」ではなく「お菓子」と銘打って販売しなくてはならなかったのは今となっては分かるが、結果的には子供に悪魔の汁を吸わせる様な喜びを与えていた罪な「お菓子」である。
<109m>
アニメ「伝説巨神イデオン」に登場する人型兵器イデオンの全長。
だからどうしたと言ってしまえばそれまでなのだが、他のアニメ作品を含めてとかく映画等のパンフレットにはその登場するロボットや戦艦の大きさ、はたまた敵方との比較図等が記載されている事が多い。
現実に存在しない物のデータを詳細に記すのは正に雲をも掴む行為で、そこに意味があるのかどうか疑問なところではあるが、それを言ってしまうとこの「語録コンテンツ」の殆どの意味が無くなってしまうのでそれは言わない約束よ。
<180度回頭>
波動砲発射に向けたヤマトの工程のひとつ。
<広島東洋カープ(プロ野球チーム)>
1975年の初優勝以来約15年間セントラルリーグのAクラス入りを果たし続け、数回のリーグ優勝及び日本一になっていたにもかかわらず今や最下位の常連チーム(2007年時)。
広島カープは1991年、外国人助っ人を一切雇わないでリーグ優勝をした経緯もあり、純血チームで勝ったとして話題をさらった事もあった。
しかしそこに「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄と言う、外国人では無いが人類からも掛け離れた存在が居た事を忘れてはならない。
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