<怪傑ズバット>

快傑ズバットの誤り。そういいたくなる気持ちは分かるが。早川健の行動はある意味怪しいので。


<回転ミサイル>

アニメ「さらば宇宙戦艦ヤマト」の敵方である彗星帝国が配備していた大型ミサイル。
星の赤道上をぐるりと囲むベルト帯が発射台となっているのだが、このベルトが回転し、更にミサイル自身も回転しながら発射されるので、アニメ「あしたのジョー」のホセ・メンドーサの繰り出すコークスクリューパンチよろしくとっても威力がありそうだった。
戦況を見つめながら冷静に「うーむ、、、回転ミサイル発射ぁ」と低く渋い声で命を下すズォーダー大帝が何ともカッコ良かった。


<怪力>

城の最上階に軟禁されている状態で助けを窓の外に確認するや、防弾ガラスをものともせず軽々と手に持った椅子を叩きつけ、その椅子を粉々にしてしまう王女の様。


<科学忍者隊>

良く読んでも意味が分からない。化学忍者なら何となく実験の失敗で出来てしまった忍者っぽい気もするが。
普段アメフト風のシャツを着たゴロツキにしか見えない変身前のガッチャマン連中の、一体どこが科学的なのかサッパリ分からない。むしろ非科学忍者隊ではないだろうか。


<風邪>

自己管理が出来ていない事を表す情状酌量の余地が全く無い病気。
「風邪をひいた」などと言うのは愚かな自分を露呈するに他ならず、公共の場でそんな弱音を吐く事は俺にとっては有り得ない事だ。あまつさえそれに甘んじて周囲の同情を引き年休を取得しようとする行為なぞ万死に値する。


<確率>

事を成し得る可能性を数値化したもの。
ある人の話によると、人間と言う知性や自己修復能力を持つ生命体が誕生する確率は、25mプールに腕時計の部品をバラバラにして撒き、プールを掻き混ぜるだけの行為でその腕時計が完成するか、と言うくらいのものらしい。その異常な確率の低さを考えると、そうなるべくして成ったと言う見方も出来る。
よって、その人間の中のタイプ分けとして、スケベの為なら命をも懸けるこの俺が完成した確率は奇跡としか言いようが無い。


<学研>

「科学」と「学習」と言う2つの小学生向け月刊誌が有名。
勉強の為と言う事で、昔俺の親は毎月この2誌を注文していた。
ところが、当の俺は「科学」に付いている手作り風力計やらラジオやらの付録にしか興味がなく、本誌の方はほとんどめくる事がなかった。更に俺の活字嫌いはハンパではなく、付録を組み立てる説明書すら読む事もなかった為、ほぼ全ての付録が完成に至らなかった。
結局、本誌は読まない付録も完成させられないと言う体たらくで、親にとっては見事に先行投資失敗となった。


<勝てば官軍>

例え誤りであったとしても結果を残した者の言う事は全て正しいとされ、それが後世に語り継がれ史実としても残る事。
スタジオジブリの宮崎駿監督がキャストの声当てに声優ではなく俳優を起用する事が多いのは有名だが、その理由として宮崎監督は「自分はあまり声優の人を知らないから」と過去に述べていた事があるが、ポッと出のアニメ監督ならまだしも’60sの「パンダコパンダ」や「アルプスの少女ハイジ」を始め、ひたすらアニメ畑で仕事をし、あまつさえ作品にエンターテイメント志向を盛り込もうと言う多角的な物の見方が出来る「専門家」が声優タレントを知らない筈が無い。それこそ話題性を呼ぶ為にメジャーな俳優を起用しようとする真意がそこにはあるのである。
現在ジブリの鈴木敏夫プロデューサーがアニメ映画「イノセンス」のプロデュースをした際、前作「攻殻機動隊」の主役であった草薙素子の役をTVアニメの時代から慣れ親しんだ田中敦子から女優の山口智子に変更させようとした事があったが、この時は監督である押井守の反対によって却下された。
宮崎監督しかり鈴木プロデューサーしかり、スタジオジブリはああ見えて実に「したたか」なアニメ制作会社なのである。
しかし後年スタジオジブリを語る時は「キャラクターの声当てに無頓着なノホホンとしたアニメ制作会社」などと評されピュアな印象を世間は植え付けられてしまうのである。


<金田式健康棒>

通算400勝以上をあげた伝説の元プロ野球投手「金田正一」が ’70年代に自身の健康を維持する為に愛用していた棒(現在も使用しているかどうかは不明。と言うか現在金田が息災なのかも不明)。
が、それは長さ1mほどの単なる木製の棍棒で、これを持ち如何にして健康維持を図るのかサッパリ分からなかった。
金田はその健康棒を以って健康食品のCMに出演し
「金田式健康棒!!」
と上半身素っ裸で叫んでいた。
筋力トレーニング通販グッズの「ブルワーカー」や「ボディブレード」以上に怪しいアイテムである。


<カボチャプリン>

有り得ない。
邪道。


<上地雄輔>

おバカキャラと言われている。高校時代は野球部に所属し、あのボストンレッドソックスの松坂大輔と最初のバッテリーを組んでいた事は有名。
羞恥心なるユニットでブレイクしているが(2008年時)俺にはその変化球的発想も含めて「ネプチューン」のホリケンとキャラが被って仕方が無い。
この語録がアップされた数年後は恐らく殆どの大衆から『えーーと、、誰だっけ。。何か居たよね・・』と言われているに違いない。


<神谷明>

昭和50年代トップクラスに君臨していた声優タレント。
代表作に「勇者ライディーン:ひびきあきら」、「ドカベン:里中さとる」、「北斗の拳:ケンシロウ」、「シティハンター:冴羽りょう」等がある。
セクシーでハスキーな声質から男前ヒーロー役が多かった。それだけにアニメ雑誌で彼の素顔を初めて知った時の衝撃は例えようも無いもので、この時から俺は、ビジュアル的にアレな人は声の仕事しか出来ないのだ、と言う固定観念に囚われてしまった。


<画竜点睛を欠く>

非常に良く出来ているにもかかわらず、たったひとつの欠点が影響して完全とは言えない様。
例:
@小倉優子のアゴの下のホクロ
A何をやらせても日本一で完璧人間である快傑ズバット(早川健)の歌の下手さっぷり。
B宇宙戦艦ヤマトにおける第三艦橋の存在(何かと言うと落ちたり狙われたりするお荷物。アレさえ無ければ事がもっとスムーズに行くシーンが何回もあった)


<カルベる>

発した言動に対して相手が的を得たコメントを返して来ると、まるでそれは既に計算済みであるかの如く間髪を入れずに「なるほどなるほど確かにそうでしょう」と冷静且つ高飛車に言う事。それが例え格上の人間であっても上から目線を変える事は無い。
また、ネクタイや眼鏡のセンスが世間からズレている事。


<加齢臭>

中年の体から発せられるニオイ。
歳を重ねてくると外に放出される体内の脂分が増える。体に付いているこの脂が加齢臭の元と言われており、女性より男性の方が脂分量が多い為ニオイ度数も高いとされている(TV番組「パフュームの気になる子ちゃん」より)。良く耳の裏が臭うと言うのは、入浴時にそこが洗顔で洗う箇所なのかボディーシャンプーで洗う箇所なのか迷う事で放置される確率が高いからだとかそうでないとか。
ちなみに「オッサン臭」はイコール加齢臭ではなく、加齢臭に加えワキガや汗の臭いや歯周病の口の臭い、そしてオヤジギャグをかました時に発せられる何だか分からないイタい雰囲気等、あらゆる要素がミックスされた人類史上最強の「鬼BADスメル」なのだ。
ニオイは身だしなみの様に見て分かるものではない上、周囲の人間にとってはカツラ並みに本人に指摘する事が躊躇されるものだけに厄介である。
また、自身のニオイには気付かないだけに、よしんば他人に指摘を出来たとしてもミイラ取りがミイラになっている可能性も否定出来ないので注意。


<「考えさせて下さい」>

Noと言ってるんだ。いい加減あきらめろ、と言う意。


<ガントリーロック>

宇宙戦艦ヤマトを大気圏内のドックで固定する為の装置。
発進する際の「ガントリーロック、解除」と言うセリフは有名。
宇宙戦艦ヤマトの原作者「松本零士」は、波動砲や主砲の発射から、こういう発進に至る工程に時間をかけるのが大好きで、そこを上手い事編集すればシリーズの上映時間もかなり短縮出来たはずだった(ヤマトの上映時間はどれも2時間半を超えている)。そこを削除してしまうと「ヤマトらしくない」と言う見方も出来るが、そこはそれで真田工場長の見事な解説っぷりでクリアして欲しいものだった。
「こんな事もあろうかと、ガントリーロックはこちらで解除させて貰っていた」や「こんな事もあろうかと、波動砲へのエネルギー充填は既に80%完了している」等。


<「カンニングはダメですよ!」>

俺の通っていた高校は試験時の各クラスの監督官の教師がアトランダムに決められていた。
ナメられた教師が監督官になるとカンニング率が殊更上がる。
藤井(仮名)教師はそのナメられた極致の教師で、彼が監督官として教室に入って来ると生徒達の間では大歓声が上がるのだ。毎度それが何を意味するのか承知している藤井教師は、教室のドアを開けるや否や生徒達の歓声を聞くまでも無く第一声でこの言葉を発する。
カンニング宣言を公然として歓声で表現する生徒。そして全く生徒を信用していない教師。良く考えると異常な状態である。


<ガンメタ>

ガンメタリックカラーの略。
灰色をもっと濃くし、アルミニウム粉を塗料に混ぜて輝きを増させた色。
1980年代のバブル期、ホワイト色(もしくはパールホワイト)の4ドアセダン車を所有していたチャラ男に対して、ちょっと個性や渋さを求めた若者が好んでいたのが、ガンメタのハイラックスサーフやランドクルーザーと言ったビークル系の車だった。
とかく俺はチャラ男の分類だったので所有していた車はホワイトの4ドアセダンだったが。
当時、ホワイトのセダンと言えばリセールバリュー(買取り価格)が最も安定していた抜群の人気車だった。現在では4枚ドアの、しかもホワイト色なぞ全く人気が無い車種になっている様である。
しかしガンメタリックカラーについては今でも尚根強い人気を誇っている。


<勧誘>

昔の話だが、町を歩く体格の良い男性が「良い体しているねキミ。自衛隊に入らないか?」と、怪しい男に誘われる事があったと言うのは本当だろうか。




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