<京>

兆の次に来る数の単位。読み方は「けい」。
昔「宇宙鉄人キョーダイン」と言う特撮ヒーロー番組が放送されていたが、そのオープニング曲の中で「一、十、百、千、万、億、兆、京」と言う歌詞があり、「キョーダイン」の「キョ」に掛けたのだろうが京を「キョウ」と読んで歌っていた。例によってテレビっ子の俺は数の単位でも京を「キョウ」として覚えこんでしまい、大学に入る頃になるまでそれを「けい」と読むとは知らなかった。
子供にはシャレが通用せず間違った知識を植え付けられてしまう事もある為、子供向け番組を制作するテレビ局は注意が必要である。「良い子のみんなはマネしないでね」等の予告時のナレーションに合わせて「キョーダインだからキョと言っているけど、本当はケイと読むからね」と忠告して欲しかった。


<経験が人を作る>

アニメ「機動戦士ガンダム」の登場人物であるリュウ・ホセイの年齢は当時ナント18歳であった。
きっと早くに両親を亡くし、たくさん居る兄弟の長男として(※)自分がしっかりしなくては、と言う責任感からあの顔、あの体型、あの声、そしてあの出来過ぎた人格となってしまったのだろう。
ブライトにしても当時は19歳と言う高卒1年目に匹敵するハナタレ小僧である。であればあの甘ちゃんぶりや破綻寸前の性格と発言も納得出来ると言うものだ。
リュウは戦死してしまったが、1年戦争を終えたホワイトベースのクルーは、その苦難の日々を乗り越えた経験と自信から誰もが頼もしく見えた。
中でもホワイトベースのお袋さん的役割だった操舵手のミライ・ヤシマなぞ完全にオバさんになってしまっていた(最初からと言う声もあるが)。
(※)リュウの家庭環境については俺の勝手な推測である。そんなイメージしか浮かばなかったからだ。ひょっとしたら既婚者で子供も居たかも知れない。それにあのお腹は間違いなくビールっ腹だ。


<ケイツネ>

経理部門の俗語と言える。
本来は「経常(けいじょう)」と呼ぶのだが「計上」と間違える事がある為にこう呼ばれる事がある。
このケイツネを違和感無く使える事が一人前の経理社員になるファクターのひとつだとかそうでないとか。
ただ、ケイツネと聞いてまず読売ジャイアンツのオーナー「ナベツネ」を思い浮かべてしまう俺は経理社員として全く以って問題外である。


<結果論>

「宇宙戦艦ヤマトU」において古代進も森雪も、そして佐渡酒造さえも死亡していないのだから「ヤマトよ永遠に」は成立する、と言い張る右翼勢力。
よってブラックタイガー隊長・加藤三郎の死なぞ弟の四郎が頑張ればOKと言う判断である。
勿論そこでは同じくブラックタイガー隊の山本操縦士の存在なぞすっかり無きものとされている。


<牽強付会>

自分にとって都合の良い様に無理矢理こじつける事。
例:実際ハゲているのに「顔が長いだけだ」と言い張っていたタレント時代の現宮崎県知事「東国原英夫」。
その言い分は今は決して通らない。


<原チャリ>

原動機付き自転車の俗称。
今から30年近く前、モペッドと言う(確かそんな名前だったと思う)エンジンが付いているのにペダルも装着されており、自転車の様に漕いで進む事も可能な代物があった。
俺はてっきりこれが「原チャリ」だと思っていた。



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