<寝押し>

衣類を布団のしたに敷き、寝ている間に折り目を付けようとする何とも貧乏くさい行ない。
今の会社への入社研修時、どうしてもスラックスに折り目を付けたかった俺は、アイロンやズボンプレスの完備されていない宿舎において、大した知識も無いのにこれを敢行したところ、研修でのストレスがよほど溜まっていたのか、普段ではあり得ない様な寝相の悪さを見せつけ、非常にワイルドな折り目の付いたスラックスを翌日着用して行く事になった事を一生忘れはしまい。


<鼠先輩>

歌手。
このブームが一発屋どころか一過性のものである事を自他共に認めている。その上でここぞとばかりにメディアは彼をイジって遊びまくり、自身もそれにノリノリで呼応している。本人・メディア・世間の誰もが彗星の如く過ぎ去る存在である事を認識している為、これほどまでに全てのベクトルが一致しているアーティストは稀有と言っても良い。



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