<2月2日>

早川健(快傑ズバット)の古くからの親友である飛鳥五郎が何物かによって殺害された日。
快傑ズバットは敵のボスキャラを追い詰めた際に必ず「2月2日。飛鳥五郎と言う男を殺したのはオマエだな!!」と全く根拠が無いのに決め付けて詰問する。
例え犯人だったとしても正確な日にちや相手の名前なぞ忘れてしまっている事もあるだろうに。
しかし、その質問に対してボスキャラは苦しみながらも「ち、違う・・! その日俺はロンドンに居たんだ!」とかこれまた記憶力が良いのだか適当なウソが直ぐに出てくるのか、取り敢えずちゃんと答える。
西暦を言わずに「2月2日」とだけ言い放つところ、早川健の『必ず今年中に犯人を見つけ出してやる』と言う意気込みが感じられる。


<2時間サスペンスドラマ>

番組表の出演陣を見ただけで主犯格が分かってしまうと言う指摘を受けてか、最近は意表を突いた俳優が犯人だったりする事があり、その際に柴俊夫や清水章吾あたりが「囮(おとり)」として起用されたりする。
また、王道は人をホッとさせる効果がある様で、水戸黄門言うところの印籠に値するクライマックスの「崖っぷち」は、『またかよ・・』と思わせつつも誰もが定番として認めている様だ。


<2001年宇宙の旅(映画)>

旅なんかしてねぇ! 木星にも行っちゃいねぇ!


<2010年宇宙の旅(映画)>

あとたった2年で木星なんかに行けやしねぇ!!


<忍者>

江戸時代の密偵の役割をしていたらしいが、実際にあの頭巾スタイルかどうかは怪しい。(隠密行動が基本なのに目立ちすぎる)。
間諜的存在はこの時代にも居るだろうが、そもそもあの忍者と呼ばれる者は、当時の子供達にとってのヒーローであり架空の存在だったのではないかと俺は見ている。
残っている文献や手裏剣等のアイテムは、今で言うところの仮面ライダーガイドブックや玩具の変身ベルトの様な物であり、例えば今から数百年後にそれらが発掘されれば、歴史学者たちはこぞって「昔はセミをモチーフにした正義の味方が居た」とか「赤い服を着ているのはリーダーだった」とか言う説を真面目に唱えるに違いない。


<忍者キャプター>

昭和50年代前半に東京12チャンネル(現テレビ東京)にて放送されていた子供向け戦隊ヒーロー番組。
戦隊物の人員構成と言えばこれまで3〜5人が当たり前だったのだが、このキャプターは7人と言う人数だった。
それぞれのキャラはゴレンジャーの様なカラー分けでなく、火・水・風・金・花・雷・土と言う自然現象的なものに分けられていた。設定は忍者で、悪事を働く忍者に対峙するヒーローだった。
上記のキャラ配分を見ると想像に難しくないのだが、火のキャラがリーダーで、花のキャラは女性、土のキャラは太った体型のキレンジャー的な役回りだった。
ただ、視聴者である子供達がヒーローごっこをする際に、5人でも人数を集めるのが大変なところを7人ともなるとその困難ぶりは明らかで、しかも雷キャラの変身前は下らないギャグをかます老人と言う、およそヒーローとは掛け離れた登場人物であり、女性の花キャラや力技しか頭に無い土キャラ以上にその役が敬遠された。それが要因なのか当番組は第43話で突然打ち切りとなった。




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