<ルイージ>
マリオの弟。
ゲームセンターで世に出たテーブルゲーム「マリオブラザーズ」の頃はほぼマリオと同格に扱われていたが、次作品の「スーパーマリオブラザーズ」で完全に闇キャラとして葬られてしまった。しかし兄弟なのに”マリオ”ブラザーズと呼んでいる辺りからしてその予兆はあったと言える。
例えば「上杉兄弟」ではなく「達也兄弟」と呼んでしまっていたらその時点でその漫画のストーリーの結末は分かってしまっていただろう。
しかしルイージは決して卑屈になる事なく兄を支える陰の存在となる事を受け入れ今も頑張っている。ただひょっとしたらルイージは、曲には何の影響も与えず言ってしまえば誰でも良い存在なんだけど、現状を維持する事である程度贅沢な暮らしが可能な事から自分を殺し今の立場を甘んじて受け入れているミスチルの桜井君以外のメンバーと同じ目論見なのかも知れない。
※訂正事項
実はマリオの正式名は「マリオ・マリオ」である事をt.kさんより教えて頂きました。つまり「マリオ」は苗字でもあったのです。
如何にも俺の様なクレーマーからの指摘に対する後付け防御策的な感じが否めなませんが、いずれにしてもこちらの大きな誤りでしたので訂正とお詫びを申し上げます。
<ルパン三世 実写版>
1970年代中盤、モンキー・パンチ原作の漫画を実写化した映画。
物心付く頃からルパン三世が大好きだった俺は10歳くらいの時、そのルパンの実写映画がテレビで放送される、と言う情報を父親から入手してワクワクしながらテレビ前を陣取っていたのだが、いざ始まるや否やそのあまりのお粗末ぶりに呆然としてしまった。
大人となった今であれば「あんなモンはルパンじゃない!」と一蹴する事も出来るが、子供にとってテレビは「世の中の真実」だった為、その時の暗澹たる気持ちは例えようも無い。加えて銭形警部役だった伊東四朗が、後にテレビ番組「みごろ、たべごろ、わらいごろ」でベンジャミン伊東なる奇妙奇天烈なキャラクターとして君臨していた事を知った時は、年端のいかぬ20世紀少年にとってはノストラダムスの大予言クラスのインパクトを受けたと言っても過言ではない。
あまり関係ないが、田中邦衛を見て「北の国から」を思い浮かべるより先に「お!次元大介!」と即座に言ってしまう人はかなりコアなマニアである。
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