金曜の午後10時よりTBS系で放送されている連ドラです。
鉄道を絡めた青春ラブストーリーコメディと言ったところでしょうか。
主人公田中一郎は、ふとしたきっかけで同じ大学の「テツ」と呼ばれている鉄道マニアのグループに仲間入りする事になります。
本人は全く鉄道には興味が無かったので直ぐに辞めるつもりでいたのですが、目黒照美という憧れの女性との出会いが彼をテツの世界へのめり込ませる事になります(と言うかテツ仲間に思い入れを感じる様になります)。
田中一郎を演じるのはKAT-TUNの田中聖君なのですが、お調子者で何に対しても強気に前向きで、見ているとウザイと思うほど(笑)ヒロインの目黒照美にアタックしていきます。
でも田中聖君のイメージにはピッタリな役だと思いました。
あと、ヒロインの目黒照美は劇中では略してメーテルと呼ばれており、銀河鉄道999ファンだった俺からするとそこも笑ってしまえるところでした。また、その目黒照美役の栗山千明は、髪もロングヘアで、大きくて切れ長な目をしている事から、何処と無く本物のメーテルに似ているのです。。笑。。
時折発する彼女の茨城弁がまた笑えます。
脇を固めるのはロバートの秋山竜次や加藤ローサで、出演陣もなかなか個性的です。
このドラマ、かなり鉄道ファンに対してこだわりを見せている様で、ホームページには「鉄道コラム」や「旅を語る会」等のコンテンツが用意されており、他のTVドラマには無いほどの充実ぶりです。
鉄道に関する細かい描写などが、マニアからすると堪らないところなのでしょうけど、俺の様に特に鉄道に興味の無い人間が観ても楽しめる作品です。
大きく設定に無理を感じる事も無く「ああ、ひょっとしたらこういう事もあるのだろうなぁ」と思わせるところが自然に観る事の出来る要因だと思います。
今後の田中一郎と目黒照美の恋の行方に注目したいところです。
<放送終了後の感想>
全てが丸く納まるハッピーエンドでした。
出来すぎであっても、俺はこういう何もかもが上手くいく形で終わるドラマって結構好きです。
やっぱり楽しく終わる方が観ている方も楽しくなれますもの。
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