<追加料金>
一般郵便ハガキの表面を赤枠線で囲ったり絵を描いたりすると通常料金では届けてくれない(1980年時)。
中学時代、その郵政省の決まり事を承知していなかった俺は、ラジオのアニメ番組に投稿するハガキを少しでも目立たせる為にと表面に赤枠を引いたりガンダムの絵を描いたりしていた。
最初は郵便局も大目に見てくれ、そのパターンのハガキもラジオ局に届けてくれていた様なのだが、何も知らず連投する俺にいい加減堪忍袋の緒が切れたのか、ある時局員が自宅に尋ねて来「ハガキの表面にこういう線や絵を描くと追加料金がかかるんですよ!(怒)」と叱ってきた。
その時に描いていた絵がヘタクソなガンダムのアムロ・レイで、吹き出しのセリフとして「asam書きまぁーす!(ハガキ)」と加えていた。
そんなサブいネタが書いてあるハガキを局員に見せられながら説教を受けた日には、顔から火どころか精神的ショックのあまり、以降暫く投稿ハガキを書く事が出来なくなってしまった。
<つぼいのりお>
一部マニアの間では今もなお絶賛されている伝説のシンガーソングライター。
代表曲に「金太の大冒険」・「極めつけ お万の方」等があり、この2曲については発売後数日で放送禁止になると言う前代未聞の所業をやってのけた。
現在発売されているベストアルバム(?)は、その半数以上が当時の放送禁止曲で構成されているらしい。
<つむじ>
頭のテッペンにある髪のうず巻き。
つむじには右回りと左回りがあり、昔俺の小学校では右回りがバカで左回りが天才と言う、何とも大雑把な区分けがなされていた。
比較的左回りのつむじを持った生徒が多い中、巨大な右回りのそれを持っていた俺は大バカの称号が与えられ盛り上がっていたのだが、そんな中、つむじが5つもある同級生が居る事が発覚し、クラス中は大騒ぎとなった。
右回りがバカ、左回りが天才、と言う決まりの中、彼はその両方を持っており、小学生の俺達には完全に理解の範疇を超えてしまっていたのだが、誰が言い出したのか、後に彼は全知全能なる「神」的な扱いをされる事となった。
それまで全く目立たなかったその同級生は、類まれなるつむじによって「旋風を巻き起こす」とまではいかないまでも、「つむじ風」を巻き起こしたと言える。
<釣り>
@魚を釣る行為
Aインターネットサイトの質問コーナーや2ちゃんねる、はたまた他人のブログのコメント欄において、敢えてケンカを売る様な発言をし、感情的になった閲覧者からの回答を得て閲覧カウントや回答カウントを稼ぐ行為。
目的は自身のサイトに誘導し訪問件数を増やして広告収入を得ようとするものから、単にそれを楽しんでいるものまで様々である。
今後電脳を中心としたネット社会になれば、よほどの技術を持っているハッカー以外は発信者が簡単に特定されるものと思われる。
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