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春姫が開基のお寺とのことで立ち寄りました。春姫というのは信縄の娘とのことなので武田信玄のおばさんということになります。境内に入ってウロウロしていたら、お寺の建物の中から住職と思われる人がこちらを見ていたので話しを聞いてみようと思って近づいていきました。するとわざわざ外まで出てきてくれて石碑のところでいろいろと説明してくれました。春姫のお墓があるかどうかは分からないとのことでした。
まだ朝8時くらいだったのですが、建物の中に案内されたのでお邪魔しました。彼は春姫や浄林寺のことについて熱心に研究されているようでした。お話しによると、浄林寺の所有している土地が武田八幡宮の近くにあり、そこには戦国時代に庵があって春姫が住んでいたのではないかとか、甲府の六角堂というところにも春姫が暮らしていたという資料があるらしい、などといったことでした。
また、お寺の歴史についても簡単に説明してもらいました。それによると、治承4(1180)年に武田信義公により創立され、その後数百年間国主の帰依を受け、文亀2(1502)年に武田信虎公の帰依を得て天沢寺二世である徳舜和尚を招いて以来曹洞宗に改宗したとのこと。天文7(1538)年には武田春姫が中興の開基となったという。弘治元(1555)年には春姫が亡くなっているので春姫はこのお寺に17年間居たとのことでした。 |