蓮台場

戦国時代の昔、武田信玄の侵略に対して最後まで抵抗した伊那の地侍、伊那部左衛門尉重親（春日城主、現春日城址公園）、殿島大和守重国（殿島城主、現殿島城址公園）、溝口民部少輔正慶、黒河内隼人正信、松島豊前守信久、宮田左近正親房、小田切大和守入道正則、上穂伊豆守重清の8名が捕らえられ、弘治2（1556）年この場所で磔の後、首をさらされました。
黒河内の人々は闇夜に紛れて8人の首を持ち帰り黒河内隼人正信の居城、艮城の東に葬り冥福を祈りました。現在長谷村黒河内には八人塚碑が建てられています。
（看板資料より）

旧長谷村の黒河内で八人塚を探しているときに現地の人に教えてもらったところです。伊那の狐島で8人が磔になり、その後黒河内の人々がさらされていた首を持ち帰って埋めた場所が八人塚とのことでした。即ち黒河内の八人塚は首塚であり、狐島の方は洞塚になるようです。
場所が分からなかったので伊那市役所に寄って聞いてみました。立派な市役所でした。日直の人に場所を聞いてみましたが狐島地区の場所を丁寧に教えてくれました。後は現地に行って直接地元の人に聞いてみることにしました。場所は敬愛幼稚園のすぐ近くでした。住宅地の中にあるので分かりづらいと思います。
現地に到着してみると、立派な案内板があってきれいに整備されていました。