●サドルにこすれる部分にしこりができた。痛みを伴うことも 長時間自転車に乗るということは、それだけ多くの汗をかくということです。そして、自転車乗りの必需品レーサーパンツは、パッドが汗を吸い込み、体温で暖かくなるという、まさに細菌の繁殖にうってつけの場所。その細菌が毛穴に入り込んで、毛根のまわりに炎症を起こしたものが毛膿炎(あるいは毛包炎)です。毛膿炎が隣同士2、3個融合して大きくなると、痛みも大きくなります。 毛膿炎:毛穴を中心に2〜3mm赤く腫れ上がり、膿を持つようになります。 対処としては、皮膚の消毒を行い、抗菌剤の入った軟膏を塗ります。劇的に治るものではありませんので、1〜2週間かかるでしょう。その間に膿がでて、症状が軽減するかもしれません。でも、破れた皮膚からまた細菌が侵入する可能性もありますから、油断は禁物。きれいに皮膚ができるまでは、まめに消毒をおこないましょう。 しかし、レース前などにできてしまうと走りに影響するのは確実ですので、あまりに痛む場合には皮膚科を受診するのがよいでしょう。 毛膿炎を防ぐには、デリケートな部分をよく洗い、乾燥させて清潔に保つことがいちばんです。レーサーパンツもきれいに洗濯して、できれば日光で乾燥殺菌するのがよいでしょう。 レ−ス後にはすみやかに着替え、局部を乾燥した状態に保つようつとめます。できればすぐにシャワーをあびたい所ですが、それができない場合にはアルコール等で消毒するとよいでしょう。 |
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