ポジション出しの苦悩


ひろひこは、一応JIS婦人服サイズ規格では「M」と定義されています。
しかーし! たかだかその程度の身長では、なかなか身体に合ったマシンがないですよ。
特に吊るし。
「これかっちょええ」と思ったモノでも、スモールサイズがなかったりするですよ。
(サイズがあったらあったで物欲刺激されまくりのような気もするが)
一番欲しかったLOOKのKG181。ヌードカーボンの美人だったけどサイズがなかった。あう。

ともあれ、そんなわけで機材が限られてくるのです。
MTBは、小さいサイズもたくさんラインナップされてっからいいんですけども、
そのかわりよーく確かめないと、ボトルケージがいっこしか付かなかったりするんですな。
現在の愛車、ルイガノが実はそうなんです。
もし、山の中を1日中走り回るようなツーリングをするなら、背中かキャリアに水を積載しないといけません。
前乗ってたVooDooは、ボトルケージが2こついたのに・・・。

あ、ポジション出しのコーナーでしたね。

ひろひこは、肩幅も狭いです。だいたい355mmくらい。
ロードのハンドルは「肩幅と同じくらい」と言われてますが、
このサイズだと、出しているメーカーが少ないのです。
てなわけで、自動的にNITTOの360mm幅ハンドルになりました。
となると、使えるステムも結構相性があるわけで。
以前はノーマルヘッドだったので自動的にNITTOステムだったのですが(でもデザインは好きだった)
もっとハンドルを下げたくても対応しきれなくなってしまったので、
アヘッドアダプターをつっこんで、今はプロファイルのアヘッドステムを天返ししてつけています。

MTBは、もーちょっと苦労しました。初代のコは、「なーんでこんなに走りにくいのかな〜?」
などと思いながらしばらく乗っていたら、実は自転車のサイズが小さくて、
ポジションが全然出てなかったからだということが判明。
そこからイジリが始まったのです。

まずはステムを長くして、ゆったり乗れるように調整。長過ぎても筋力が追い付かないので慎重に。
それからサドルを後方に引いて、クランクを水平にした時に、ひざの先端から地面に対して
垂直になる線が、ペダルシャフトを通るように・・通る・・・通らなーい!

フレ−ム設計の問題で、シートチューブ角がえらく立っていたものだから、
強制前乗りポジション養成自転車と化してしまっていたのですよ。
しかたないのでなるべく後方に引けるようなサドルと交換しました。

ハンドルバーも幅が広いままだったものを切断し、肩幅に見合ったサイズにしました。
こうやって改造をしたものの、でも、やっぱり乗りづらくて・・
結局買い替えてしまったけれど、その時いろいろ「こうやった方が乗りやすいのじゃないか」
「こうしたほうが走りやすいのじゃないか」と考えたことは、結構身になっているような気がします。

「いかに身体にムダな負担をかけないポジションをみつけて、速く走れるようになるか」
ひろひこにとっては、これからずっと、自転車に乗っている限りつきまとってくる問題でしょうねー。

そして現在。すこし走ってはお休みしているので、たまーに乗ると
全然筋力に見合ったポジションになってないことがあり、とてもトホホな気分です。

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