ツーリングやポタリング、あるいはトレーニングなどで
公道を集団走行することもあるでしょう。
一人で走っている時と大きく違うのは、
「集団の流れを、各自がコントロールする」必要があるということです。
大原則は「道路はみんなのもの」。
迷惑をかけるような行為はいけません。
道路の左側を、一列縦隊で走るのが原則です。
集団で走る時に大切なことは、ライダー間のコミュニケーションを充分にとることです。
先頭を走る人は、路面の状況やスローダウン、停止、進路変更などの情報を、
後続に手信号や声で伝える責任があります。
その情報は、伝言ゲームのように後続へ伝えていきます。
そのために、初めて集団で走るビギナーには、手信号やかけ声の意味をきちんと理解してもらい、
それが集団走行にとってとても重要だということを認識してもらうようにします。
例えば路肩に駐車している車両や水たまりをよけなければいけない場合、
いきなり進路変更をしたのでは後続がとまどってしまいます。
場合によってはよけきれない事もあるでしょう。
それを回避するために、自分の動きをあらかじめ伝えること、それがポイントです。
いきなり停止しない、いきなり曲がらない・・・
車やモーターバイクの走行を想像すればわかると思います。
ビギナーでは、片手離しが怖くてできないため、手信号が出せない人もいるでしょう。
そんな場合は、片手離しで不安定な走行になるよりも、
恥ずかしがらずに「声」で後続へ知らせるようにしてもらいます。
また、道路の穴や障害物などは、手信号と同時に声で知らせると、より注意を喚起できます。
コーナーで対向車が出現した場合には、「クルマ!」と叫んで後続の注意を喚起し、
危険に備えます。オーバースピードで、コーナーをふくらんでくる可能性があるからです。
同時に、こちらもコーナリングでふくらみすぎて、危険にならないようにします。
他人のラインを邪魔せず、スムーズなコーナリングができるようにしましょう。
いちばん後方のライダーは、後ろから追いこしに来る車やモーターバイクに気をつけて、
「クルマ!」と叫んで注意を喚起します。
そうすれば先頭のライダーは、前方に路肩駐車している車がある場合など、
一気に抜けていくべきか、それともパスされるのを待ってから行くべきかの判断がつきます。
もし、一気に抜けていこうとする意志が見えた場合には、
最後方のライダーは、車に対して「追い越しを待ってください」という身ぶりを示し、
前走のライダーたちが安全にパスできるようにするとよいでしょう。
集団の人数が多い場合には、みなが一気に通り抜けようとすると
後続の車にも迷惑がかかりますから、適当な位置で集団を分断し、まず追い越し車を行かせてから
自分たちがパスする、などの方策もとったほうがよいでしょう。
見通しの悪いコーナーを通過する場合にも、先導者には早めに情報を伝えます。
そして、コーナーや交差点などで、自分たちが通過するまで待ってもらった車には、
にっこり笑って軽くおじぎをする、軽く手をあげるなどのアクションで
「ありがとう」の意志を伝えます。お礼をいわれて気分を害する人はいないはず。
ちょっとした気遣いで、自転車乗りのイメージが上がります。
パンクしてしまった時などは、「パンク!」と叫ぶなどして
スローダウンすることを回りのライダーに伝えないと、回りにとっても危険ですし、
気付かれないままひとり集団からとりのこされてしまう事だって起こり得ます。
先導者が作ったペースが適当なものかは、最後尾の人が判断します。
遅れる人がいたら、中切れを起こす前にペースダウンの指示を、
集団がつまり気味になるようならば、ペースアップの指示を飛ばします。
ツーリングなどでは、女性や年少者、ビギナーなどが混じり合って走ることが多いでしょう。
そんな時は、先頭と最後尾にはベテランがつき、ペースをコントロールしたり、
後方からの危険をいち早く知らせたりする役割をします。
多人数で走る場合には、適当な間隔でベテランを配置し、
先頭に情報がいきわたるように、ときには伝令をとばしたりします。
遅れがちな人がいるようであれば、ペースダウンの指示を。
トラブルが発生したときにもすみやかに先頭に状況を伝え、
場合によっては走行をストップしてもらいます。
ロードレースに出るための集団走行練習は、もっと高度な技術が要求されます。
ここでは、あくまで「公道を走るための」説明なので、それに関しての説明は省きます。
(語れるだけの知識もないです・・・誰か詳しい人、書いてくださいな)
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