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今年エントリーしたレースで一番楽しみにしてたツール・ド・草津。
天狗山スキー場から白根山までのヒルクライムレースで、本格的なヒルクライムに出るのはコレが初めて。
ボクは平地ではスピード不足、下りはビビって全然ダメ、となると残りはヒルクライム、これしかないでしょう。
しかし、前日はなぜか寝つけなくて、レースの日に睡眠時間ゼロという最悪の状態。
おまけに鼻炎薬を飲んでいたのでのどの乾きが気になってしょうがなかった。
エントリーしたのはロードの部で、こともあろうにKAZUサンと同じカテゴリー。
bbs.mtb.jp最強のエキスパートライダーのKAZUサン、勝てる見込は全くナシ。
しかもKAZUサン、LOOKの新車だし。(笑)
レースではいつも上位1/3に入るのを目標にしているけど、今回は初のヒルクライム&周りはローディーばかりということで、今回はKAZUサンにできるだけ付いていくというのがレース前の目標だった。
ギアはフロントをデュラエースの52×39TからTAの50×38Tに変えて、リアは12-25Tという山ギアを使用。
レースはスタート後しばらく集団で走るパレード走行で始まった。
これはスタート地点の天狗山スキー場からいったん草津の温泉街まで下りて、街中を一回りして再びスタート地点に戻るというもの。
街の人たちが沿道で応援してくれていい雰囲気です。
で、再び戻ってきて計測ラインを通過したところで本当のレース開始。
やや後方の遅い集団にいたので、ペースの合う集団に取り付こうとKAZUサンとペースアップ。
いい集団がなく、さらにペースアップ。
一気に心拍数が上がって辛くなってしまい、しばらくしてKAZUサンと離れてしまった(スタートからおよそ2分弱)。
心拍計は190〜196を表示していて「壊れているんじゃないか?」とも思ったけど(パレード中は混信しまくりだった)、やっぱり心肺機能が弱い証拠だろう。
それにしてもすげー心拍数。(笑)
「やっぱり早いな−」と思いながら自分に合った人を探したけど、前を行く人は遅くて、後ろから来た人はちょっと速すぎと一向に見つからない。
KAZUサンとは100〜150mのなんとか確認できる距離を保つものの、差はいっこうに縮まらない。
しかも完全に一人旅になってしまった。
レースの約1/3を消化した地点の殺生河原を過ぎると風が強くなってきた。
スタート前にゴール付近では風速20mと言ってたからまだまだ強くなりそう。
この辺でちょっと速いけどいいペースの人がいたので、10m程後ろで必死に食らい付いて上を目指して踏み込んでいった。
風はシャレにならない強さになって、コーナーではインからアウトまで飛ばされることもあった。
ヒルクライムで有利とされる体重の軽さが仇となってました。(笑)
普通ならインナー×21〜23Tで登れるようなところでも、25Tをかなり踏みこまないと進まず、「ヒルクライムなのに風との戦い」という状況。
平地のようにブラケットに覆いかぶさるというポジションで進む事もしばしば。
何度かリラックスを兼ねてダンシングで走ったけど、風に煽られるだけなので使えなかった。
依然としてKAZUサンとの差は縮まらなかったけど、逆にいえば開いていないという事。
この辺で「オレってけっこうイケてるかも」などと思っちゃって、なんとかレース中に追い付こうとペースを上げた。
勾配&風が弱くなったらシフトアップをくり返して、KAZUサンを目指していった。
そしたら本当に追い付いちゃったんだよねー。
へろへろになりながら「追い付いた〜〜〜」と声を掛けて再び二人で走る事ができたけど、風が強まったところでやっぱり切れちゃった。
追い付くまでにかなり脚を使ってたからなぁ。
レースも残り3kmを切ってあとわずか。
KAZUサンとの差は再び100m程になってしまった。
この頃には身体も冷えきって、おなかが心配になってくる程寒かった。
残り1kmを切って勾配が少し緩くなったところで、最後のアタック。
21Tを踏んで差を縮めたけど、最後の直線の向い風で力尽きてしまって25Tへシフトダウン。
最後はふらつきながらのゴール。
ゴール直後は寒さで頭と指先がとにかく痛かった。
レストハウスに駆け込んで、差し出される豚汁(おいしかった〜)を食べながらKAZUサンとレースの話。
途中でボクが追い付いたのにはかなり驚いたみたい。
冷静に振り返ってみれば、あそこで追い付こうとせずに脚をためておけば、ひょっとしたらKAZUサンに勝てたかも???ってのはあるけど、あの時は追い付いてみせるってことが大事に思えてたからなぁ。
チーム最強のKAZUサンにここまで食らい付く事ができるとはレース前には考えだにしなかった。
まぁ、強風でペースが上がらなかったおかげってのがあるんだけど。
レース結果はKAZUサンが26位/128人中、ボクが28位。
タイムは49分14秒でその差は11秒。
う〜ん、おしい!
ローディーが大半を占める中での初ヒルクライムレースとしては、この結果はベストと言える。
「えせクライマー」でもそれなりに走れる事が分かったし。
それにしてもヒルクライムレースって面白い!
はぁ、病み付きになりそう・・・・。
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