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もともと登りが好きだった事もあって、この「マウンテンサイクリングin乗鞍」はいつか出てみようと思っていたレース。 そして4月に行われた「ツール・ド・草津」を走って、やっぱり自分はヒルクライムが好きだという事を実感。そして、今年こそは絶対に出ようと思って募集開始と同時に申し込んだ。
今年は自転車で走る量が少なく、「ツール・ド・草津」以外は今一つ結果が出てなかった。(このレースも自分的に満足しているだけで順位はたいしたことない)さらに追い討ちをかけるように、6月には旅行先で風邪を引いてしまい体力が激減。 乗鞍まで2ヶ月あるとはいえ、かなりまずい状況だった。そこで、7月に入ってからは土曜日に峠を走る事で「坂慣れ」をしておく事にした。 手始めに、家からの自走可ってことで和田峠に行ったけど、きつい、きつすぎる・・・・、完敗。翌週からは風張峠(都民の森まで)に行く事にした。 「ここってこんなにきつかったっけ?」 酷暑だったことで、水分補給が足りなかったのが主な原因とは思うけど、いずれにしても走れなさ過ぎ。あー、先が思いやられる。 それでも、乗鞍1週間前までサボらずに峠に出向いたおかげで、だんだんと脚ができてきたようだ。 なんでも三日坊主の自分にとって、これは自分でも意外だった。(笑)トレーニングらしい事はこれくらい。 でも、「トレーニング」って事にすると途中でやめてたと思う。他はXCレースに出てた事ぐらいか。自転車通勤もできればなお良かったんだけど、かえってこのくらいで丁度良かったのかも。 あと、レース前にやっていたのは、ネットでいろいろな人達の乗鞍のレースレポートを見る事。これはレースの雰囲気もわかるし役に立った。 そして、その筋の人なら必ず見ているだろうと思われる「YabemanのヒルクライムでPon」を最重要参考資料とした事は言うまでもない。 もちろんFan Rideの乗鞍攻略法も見た。あ、仕事の合間にステムに貼るプロフィールマップを作ったっけ。
乗鞍は距離22km、標高差1310mで行われるヒルクライムレースの中で最も有名なレース。直前まで天気が心配だったけど、なんとか降られずにレース当日を迎えた。 自転車はアルミのプジョーで、コンポはデュラエース、ホイールはシマノのWH-7700。ギア歯数はF50-38、R12-25。これで約8.3kg、軽い自転車ではないけど、遅い場合の言い訳にはできるかも。 レースに行くまでは目標タイムを1時間20分と考えていたけど、「1時間15分でいける」と言われ、目標タイムを1時間15分にした。できる範囲で準備はしてきたけど、ホントにこのタイムで走れるのかどうか心配だった。
やっぱり初の乗鞍とあってスタート時は緊張しまくり。期待と不安が入り交じって心拍計はなんと140以上を示している。ド緊張にも程があるぞ。 そして7時44分、ついにレーススタート! スタートの合図と共に20〜25人ほどの集団が作られてボクもそれに乗った。フロントをアウターに入れてオーバーペースにならない程度に付いていったけど、さすがに自分には速すぎて敢え無く2km程でちぎれてしまった。 この時すでに心拍数は190をオーバー。ここでギアをインナーに落として同じペースの人を探したけど見当たらず、しばらく一人で走る事になってしまった。 国民休暇村を過ぎる頃には先にスタートした女子の選手もけっこう見かけるようになった。 しばらくすると、先にスタートしたねねサンとひろひこを発見。ゆっくりと並んで走れなかったから、声を掛けるだけだったけど二人ともまだまだ余力充分、頑張って!
そして驚いた事に第1チェックポイントの手前でbamboo!サンを見つけた。bamboo!サンは4分前のスタートだから追い付くにしてもかなり早い地点だ。 自分がオーバーペースなのかbamboo!サンが押さえているのかわからない。脚は問題ないけど、心拍数は依然として190前後。 給水を兼ねた第1チェックポイントはそのままやりすごし、ここまでを振り返っておおよそ30位くらいかなと見当をつけた。 このあたりで序盤に見かけた同クラスの選手が2、3人いたのでつかず離れずといった関係で坦々と距離を稼いでいき、中間地点では35分台。目標タイムが1時間15分だったからここまでは順調に走っていることになる。しかし、ここから先は本格的に山登りだ。 コーナーのラインはアウトから回ってインに切れ込む感じで走り、そしてコース中唯一の難所である石畳を迎えた。 「これが例の石畳かぁ」なんて思いながらもさすがにこの辺りでは余裕がなく、はじめて25Tに入れた。23Tでも踏めたけど、まだ先があるしこんなところで無理する事はない。 とにかくここで一番怖いのはパンク。鋪装部分があるところでは勾配がきつくなるけどイン側を走りパンクの危険を回避した。 この辺でしばらく前から自分の後ろに付いている選手がいたので声をかけて一緒に走ることにした。一人だとペースダウンしがちになってしまうから助かった。 話を聞くとこの人は去年10分で走ったというが、ここまでの走りはちょっと遅いらしい。 第2チェックポイントを過ぎたところでこの人に「このままだと14分くらいだ」言われた。どうやらペースが落ちてきていたようだ。実際、21Tに入れてもすぐに23Tに落としていたし。 ここを過ぎると前方の視界が開けて殺伐とした山の頂上を見る事ができた。まだ先が長い事が分かっていたからはっきりいって見たくなかった。(苦笑) その後、一緒に走ってきた人は遅れ始めたので再び一人で走る事になってしまった。 そして1時間を過ぎたところで右足だけが攣り気味になってしまいペースダウン。あわててカーボショッツを補給。マズイ・・・・、でもすぐに効果があって攣る心配だけは無くなった。 残り5kmを切っていよいよ正念場を迎え、上を見上げるとゴールのある尾根が見える。そしてそこを走っている人たちも・・・・。 標高が上がる事で懸念していた強風は吹いていなくて、まったくの無風。ここで風があると無いではタイムが大きく違ってくるのでうれしかった。 でも、疲労から段々と脚が回らなくなり、最終ギアを使う事が多くなってきた。序盤に置いていかれた選手を何人か見つけるものの、なかなか捕らえる事ができない。 残り3〜2kmはほとんど最終ギアを踏みっぱなし。保険ギアと思っていたけどあってよかった25T。 そしていよいよ残り1km。30m程前に同クラスの選手がいたので追い付こうとペースアップ。追い付くとさらにもう一人前に見える。 もう一踏ん張りといきたかったが、仕掛けが速すぎて前に届かず、差し換えされるという最悪パターン。さらに後ろから一人迫ってきたが、なんとか1秒差をキープしてゴール。 結果は1時間15分51秒で男子Bクラス340人中37位、総合では297位。目標タイムの1時間15分には及ばなかったけど、初参加でこのタイムは上出来だと思う。 一方で、終盤のふがいない走りを考えると決して満足できないというのもある。ま、今年は「ノリクライマー」の仲間入りができたって事でいいか。 いざレースとなると景色を見る余裕もなく、ただ先を急ぐだけだったけど、やっぱり乗鞍はすばらしい。なんといっても22kmのヒルクライムレースは走り応え充分、坂バカだったら是非出ましょう。絶対満足します。 登りなんてツライだけと思っている方、だまされたと思って出てみましょう。現にボクは登りが嫌いな相方をだまして走らせてみました。するとどうだろう。 うーん、脚が攣って痛いって言ってるなぁ・・・・・。(苦笑)
だまされたんじゃニャーい! エントリーされちまったもなぁ、そらあんた走るしかなかんべよ(群馬弁)! 景色はよかったよ、確かに。何回も立ち止まって、足さすりながら見物しましたさ。ははは(泣)下りはゆっくり走りました。寒かったんだもん。思いっきり下ったらどのくらいで降りられるかな。(ヒロヒコ)
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