シマノバイカーズフェスティバル参戦記 ひろひこ編
(2000.07.22-23 八ヶ岳キッツメドウズにて)
1日目 その1 徹夜明けぐったりの巻

1日目その1 サイクルマラソン

 前日の仕事が午前2時までひっぱられて、上司に送ってもらってようやく午前3時に帰宅したという、アホらしいスケジュールだったひろひこは、もうよろよろ。霧雨の運転する車の中で、眠ったり起きたりをくりかえしながら、ぐったりしていたのでした。
 じりじりと照りつける日射しの熱さに目覚めれば、そこはもう清里のすぐ近く。コンビニでお昼ご飯と補食を調達して、いざ山へ! 

 車を降りれば標高1600mの清涼な空気・・・と思いきや、強烈な紫外線が照りつけ、あっというまに露出している部分が真っ赤っ赤に!
 このままではイカンと、あわてて日焼け止めを真っ白に塗りたくるひろひこ。さて、効果のほどは?

 テントの設営をしている間に試走の時間もすぎて、午後からのエンデューロに参加する組は、ピットの設営とテントサイトの整理整頓。サイクルマラソン出場組(JTサン、ひろひこ)は、スタート地点へ向かいます。
 しかし、もらったイラストマップではスタート地点がよくわからなくて、受付の係員に聞いても「たぶんそのへん」と言われるさま。ちょっと運営に不安を感じてしまったりして。
 それでもどうにか辿り着いたら、ちびアルさんとワグっちを発見。ふぇれまにさんも同時発見。すでにスタート地点にはたくさんのライダーが待機していたのですが、ふぇれまにさんは結構前方寄りのいいポジション。混乱をうまく抜けだせれば、いい線いくかも! 遅れて行ったわたくしたちは、かなり後方からのスタートになってしまいました。
 もっとも、ひろひこは鈍足なので、後ろからゆっくり行った方が、周りの方々に迷惑をかけないので良いのではなどと思いつつ。
 JTさんはまきこまれずに抜けだせるでせうか。

 いよいよ号砲と共にスタート。最初の直線を抜けて、登りの左カーブに入るまでは、クルマに先導されます。スタート直後の無用な混乱を避けるためでしょう。
 「あー、50分も走るの〜? やだやだよ〜、ねむいよ〜、だるいよ〜、あたまいたいよ〜」
 すっかりやる気なしだらけモードのひろひこ。
 そして最初の登りに突入したとたん、前が詰まって大渋滞。みんな押して登っているので、自分も降りるはめに。
 そんな感じで前半3分の1は、みんなで歩いて坂登りでした。MTBのレースじゃないみたい。
 JTさんは、スタート直後からすっかり見えなくなっていました。うまく混乱をぬけて前方へ出られたようです。
 しかし、イヤになるほど長い長い登りが続きます。バリエーションも、ガレ道、舗装路、草の道とさまざまに取り揃えられています。平坦な区間なんて、ほんのわずかしかありません。寝不足がたたって、だんだん気持ち悪くなってきました。
 そんな中で九百式さんと遭遇。1回目の遭遇のときには、余裕がなくて返事も返せませんでしたが、2回目でようやくちょっと話ができました。
 延々続く登り坂で、九百式さんの姿は次第に遠ざかって行きます。がんばってね〜〜。
 くらくらする頭を押さえながらどうにか登り終えて、ゲレンデのスイッチバック下り。逆バンクのコーナーなので、腰がひけてしまってうまくスピードが乗りません。
 それでも何人かの人を抜くことができましたが、登りでもう数十人にパスされているので、焼け石に水です。
 でも、ゲレンデ直線下りは、スピードが出て最高に気持ちいい! 
 「今日の『ごほうびポイント』はここだな」と心に決めてコーナーを抜けると、こんどは「危険」と書かれた短い激下りが。
 MTBをはじめた頃の私なら怖くて自転車を降りていたかもしれませんが、今となっては「面白い」ポイント。
 ただし、下った先でコーナリングを失敗して止まっている人などもいるので、ライン取りにはちょっと気をつけなければ。
 その先の、腐葉土でふかふかした林間コースを抜けたら、また登りです。ここも大渋滞を起こしていましたが、なんとか途中までは乗って登ることができました。
 でも、途中で足をついてしまい、また押して登る苦行の始まり。よろよろしながら登り切ると、もうすぐ周回ポイントです。

 心臓ばくばく、息はぜいぜい。水を飲もうとボトルを口につけたら吐き気が襲ってきて、水を飲み込めませんでした。かなり無理をしてしまったようです。
 2周目に突入はしたものの、登りがまったくダメ。1週目はなんとか登った坂も、自転車に乗っている気力がありません。よろよろと押して登りながら、「もう、この周回で終わりにならないかなぁ」なんて、弱気モ−ドに入っています。『ごほうびポイント』の事などどこへやら。
 たくさんの人にパスされながらもじわじわと歩みを進めて行き、ようやく『ごほうびポイント』へ。
 コースの右側を走ると、下に敷かれた、目の粗い人工芝のようなマットで走行ラインがぐにゃぐにゃしますが、みんなそれを避けて、左側の狭い芝生部分を走っているので、右側をかっ飛ばせればとても良い抜かしポイントです。
 リアディレイラーのあたりが振動でがちがち鳴る音を聞きながら、暴れるハンドルを握りしめ、膝と肘でショックと吸収しつつ下ってゆきます。

 2周目を終えて、まだ残り時間はあるようです。
 いやいやながらも3周回目に突入すると、2周回目よりは体も息も楽になっています。渋滞もバラけているので、カタツムリなみの速度ながらも、どうにか坂を「乗って登る」ことができました。
 下りは3回目でだいぶこなれてはきましたが、やはりスイッチバック部分のコーナリングがへたくそで、ここを速くクリアできるようになれば、登りでロスした分をもうすこし取り戻せるのにと思います。
 しかしここで事件発生。林道シングルトラックの下りで、前の走者をよけようとして、自分が立ち木にぶつかってしまいます。ヘルメットをしたたかに打ちつけたと思ったら、次の瞬間には右肩を強打。しかもよろけたはずみに左のふくらはぎがつってしまいました。
 あわててコースの端に避け、ふくらはぎをのばして再スタート。『ごほうびポイント』で下りながら、ふくらはぎをストレッチしました。

 最後の登りをへろへろになりながら終えて、ようやくゴール地点へ。自分の順位はわかりませんが、とにかく疲れた!
 ゴ−ル地点でふらふらしていたら、JTさんとふぇれまにさんに遭遇。ふぇれまにさんは、しっかりMTBの模型なんか買っていたりして。これがサスは動くわブレーキは効くわの、なかなかナイスなしろもの。そこでブースのおねいさんに、「ロードはないの〜?」なんて無茶言ってみたりして。(MTBの大会に、ロードの模型は持ってこないよねぇ)

 さて、お次は3時間耐久です。チーム員の多くはこちらにも参加します。
 お祭りお祭り♪

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