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5.19
ついにこの日がやってきた。
レースには何度も出ているけど、それは草レース。
しかしJシリーズは違う、真剣勝負のレースだ。
朝起きると雲はあるものの雨は降っておらず、とりあえず一安心。
朝食を済ませて着替えをして、買い出しをしながらレース会場に乗り込む。
すでに会場には選手が集まり始めていて、レースの雰囲気が漂っていた。
いつもと違っているのは、この雰囲気がピリピリしていて緊張感溢れるものだという事。
スポーツは9時20分スタートなので余裕をもって9時には招集地点に行かなければいけない。
時間を逆算して8時半頃からローラーを使ってアップを始めた。
普段はまじめにアップなんてしないけど、今日はちゃんとやっておかなきゃね。
レース中の心拍数まで上げてアップを済ませ、スタート地点に向かった。
この頃には日が射してきて絶好のレースコンディションとなった。
エントリー者数は150人。
スタートの順番は一応ゼッケン順だけど、ポイントを持っている者から呼ばれる。
ボクは全体のまん中辺りだった。
近くにはwaidaサン、韋駄天のトモヤさんはいるけど、JTサンは最後尾だった。
この人数で最後尾のJTサンは苦戦をしいられそうだ。
スタートのカウントダウンが始まり、いよいよレースがスタートする。
去年の乗鞍並みに心拍数が上がって(145くらいだったような)レーススタート。
スタート直後、第1コーナーに入る手前でボクの前でいきなり落車発生。
前がポッカリと空いてコーナー突入までに20人くらいはパスする事に成功。
その後も混雑に巻き込まれる事なくペースに乗って、やや飛ばし気味ということも承知で序盤の牧草地を走っていった。
昨日matoサンに、「スポーツは短いから押さえていくよりも、飛ばして潰れる方がまだマシ」と言われたからだ。
そうはいっても1周目で潰れては何にもならない。
下りにかかったところでは回復に努めてガレ場の登りに入った。
泥にフロントを取られ、よろけながら進んでいったがめちゃくちゃ苦しい。
乗るのを諦めて押して進んだ。
しかし、息はゼーゼーと喘ぎっぱなしで降りて押すのがかなり辛い。
再び乗り出してもさっぱり進まず、結局ここで10人くらいは抜かれたんじゃないかと思う。
下りに入ってようやく落ち着いたところで応援している人?が順位を数えていた。
「39、40、41、42・・・・」、どうやら42位らしい。
よしっ、このままいけばポイント圏内じゃないか。
ゴール地点まで順位を落とす事なく1周目を終了して2周目に突入。
ようやくレースのスピードに慣れてきて、心拍数も186前後をキープとイイ感じだ。
牧草地はしんどいけど進まないといった感じはなく、むしろ前を追えているのが分かるくらいに脚が回っている。
ガレ場では抜く事ができなかったけど、その先の登りで数人抜くことに成功。
スムーズに下ってきて牧草地のだらだら登りにはいると、前に2、3人のパックがいた。
いよいよ最終ラップだ。
フィードゾーンでKAZUサンが「36位くらい」と教えてくれた。
ここまできたらなんとしてもポイントを取りたい。
あとは少しでも前を抜いて順位を上げていこう。
すぐ前にいた選手を1人抜き、ガレ場までにも2人ほど抜いた。
登りにかかると前に何人かいたので後ろに付いて抜くタイミングを計り、下りなる手前で2、3人抜く。
落車に気を付けて下っていたら、チェーンがインナー側に落ちたのに気付いた。
後ろに選手が来ていただけに止まる事はできず、ミドルに上げてチェーンがかかる事を祈ったら運良くかかった。
沢を渡って、あとはだらだらと登って草地を踏んでいくだけだ。
前にいた4、5人のパックにも追い付いてラストスパートに備えた。
前にいた1人と同じタイミングで仕掛けてしまい、ゴールまで必死に踏んだけど抜く事はできなかった。
それでも手ごたえ十分でゴール。
ゴール直後は苦しくて倒れこんでしまった。
ここまで追い込んだレースは久しぶりだ。
ボトルの中身を飲んで一息付いたところで、チームメイトが28位だと教えてくれた。
ポイントは取ったと思ったけど、まさか28位だとは思わなかった。
レース前はなんとかポイントをと思っていたけど、考えもしなかった順位だ。
とにかくうれしい。
人数も多く、決して得意とはいえないコースでの好成績だから尚更だ。
そして、スポーツクラスなら充分通用すると思った。
このまま好調を維持して次週の仙台に挑みたい。
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