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日本拳法部OB・OGの交友の広場を目指します。
「拳旺會」とは第三代日本拳法部部長 坂本 武先生に名付けて頂きました。


川上 洋一 記(8期)

 亀井OBが日本拳法部の創始者です。亀井OBが1年生のときクラブ設立を考え、 クラス仲間だった金井OBがクラスのまとめ役をし、寮生だった神谷OBが寮の仲間を勧誘しました。 仲間も増え、昭和39年10月10日、日本拳法クラブが誕生しました。
 日本拳法同好会が部へ昇格するには、当時異議を唱える部が大きな壁となりました。 しかし井上OBが体育会内で影響力がある他の部への働きかけもあり、晴れて昭和41年10月31日に部への昇格を果たしました。

《今日の部活》

神奈川県大会(2/17)体験
2007/4/9  佐田 陸 記(駒澤大学日本拳法部 主将)

もうあれから二ヶ月、早いものです。大分記憶の方も怪しくなっていますが、
しかしカラー写真のようにはっきりと記憶に焼きついている場面もあります。
監督が着ていたジャンパーの鮮やかなオレンジ色。蛍光色で光が反射して光っていました。思い出しながら書いているとふいにあの日の断片が蘇ってきます。そういえばあの日は大雨でした。会場に着いたら門が閉まっていたので近所のスーパーで雨やどりをしていたのですが、そこでチョコレートを買ったのです。そうです、自分は試合の前の晩はいつも眠れないので当日の朝はグッタリしているのです。そして食事も喉を通らず決まってチョコレートを食べるのです。あの日もきっとそうだったのでしょう。











記憶は飛んで、団体戦の直前に各自が防具をつけ、体をほぐしている場面が思い出されます。
自分に次峰だと伝えてくれたのは誰だったのでしょうか、対戦チームも相手もよく覚えておりません。ただ岩崎先輩が笑顔で話しかけてくださって少しリラックスできたことは覚えております。恥ずかしい話ですが、随分と防具稽古から離れていたので実戦のカンは働かないだろうとナーバスになっていました。
先輩と談笑したおかげ少し気持ちが楽になり、やるだけやっちゃる!と吹っ切れました。とにかく前拳で距離を置いて、相手が入ってくるところを足払いで崩す、そして間髪入れず左右を叩き込む作戦でした。幸いに拳自体は切れていたのであるいはいけるか、とも思いました。


次峰がコールされ中央まで進みました。ソンキョし、相手と向かい合ったのは間違いないのですがすっぽり記憶から抜け落ちています。覚えているのは試合中、自分の面金の向こうに見える相手がずいぶん遠く感じられたことです。自分が一歩出ると一歩引く。前拳の小競り合いはあったものの特に大きな展開はなく、延長か・・と思った瞬間、突然飛び込んできて後拳で面を打たれ一本。自分が気を緩めた一瞬を見事に捉えられ呆然としました。しかし僅かな残り時間で一本取らなければと思い直し無理矢理組みに行ったのですが、動きが雑になり外されて逃げられそのまま時間切れ終了。先の大会で最も悔いに残る場面です。

午後の個人戦、段の部。
幾度となくその名を聞き、自分など遠くから眺めるだけの存在だった強豪選手達と同じ土俵に立てるということに現実感がなく、他人事のようでした。今から思うと、なんとなく中学時代に広島カープのロペス選手とキャッチボールをした時の感慨に近い気がします。さてこの個人戦ですが試合前から本当にワクワクしていました。一流の選手たちはどれだけ強いのだろう、自分など秒殺されるのだろうか。パンチも速いのだろうな、でももしかすると・・。など久しぶりに思いつめることなく挑めた数少ない試合でした。自分の相手は青葉道場の方だったのですが、ソンキョしたときの眼がとても穏やかだったのがこの大会で一番印象に残っていることです。始めの合図で向かい合ってみて、ああこれは不用意に飛び込んだらやられるなと感じました。
しかし先程の試合のように見つめ合っていても仕方ないし、第一こんな機会滅多にないんだと思い、ステップからパッと飛び込んだ瞬間・・ガツン!おそらく半歩下がって右を合わせたのだと思います。
これで満足したので二本目は自分流で行くことにしました。左で距離をとり足払い、少し崩れたように思ったので組み打ちに持ち込もうとしたところ逆に引き倒され面膝で一本、勝負有り。やはり段の部はすごいと改めて感じました。
結局この日は一度も勝てませんでしたがとてもよい勉強になりました。強くなって来年また挑戦したいです。

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新入生への言葉
2006/5/26  佐田 陸 記(駒澤大学日本拳法部 主将)

気がつけば五月も半ば、皆さんも新しい生活に慣れてきた頃ではないでしょうか。
サークル勧誘期間も終わり、いよいよ各団体が本格的に活動に入っていきます。
一方、きっかけがなかったなどの理由でサークルに入りそびれてしまった人もいるでしょう。
自分も一年の時そうでした。
もちろん何かに入らなければならないなんてことはありません。部活以外でも打ち込めるものがある人はそれで大いに結構だと思います。
しかし何をするでもなく、何か毎日が物足りないという人は部活やサークルに所属するというのも一つの手だと思います。

何か新しいことを始めたいけど、この時期になると・・という人がいれば、ひとつ格闘技なんてどうでしょう?
いや格闘技はちょっと・・と思うかも知れません。しかし選り好みしていては結局何もやらずじまいで卒業となってしまいます。
自分にあっているか、楽しいかなんてやってみなければ分かりません。まずは見学、それで興味を持ったら一度練習を体験してみる、それから判断しても遅くはないのではないでしょうか?
自分は一年時の秋口にこの部活に入部、縁のない格闘技の世界に飛び込み、毎日苦労の連続ですがこうして楽しくやっています。

我々日本拳法部はいつでも門戸を開いているので、気軽に御連絡ください。
2年生、3年生、4年生の入部も大歓迎です。
ちなみに4月に行われたサークルフェスティバルはこんな感じでした。
それでは、皆さんと共に練習する日が来ることを部員一同楽しみにしています。

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平成18年度第1回昇段級審査
2006/5/26  佐田 陸 記(駒澤大学日本拳法部)

受験料を払い込んでから気分の浮かない一週間が過ぎ審査当日。
朝早く行って会場の準備を手伝い、午前の形審査へ。

形はしっかり練習してきたので特に問題なく終了。

午後の防具審査。
例のごとく、前日は緊張のあまり寝つきが悪くよく眠れませんでした。
寝不足気味の体に元気を取り戻そうと思い、これまた例のごとくチョコレートをバクバク食べ出陣。

審判の指示で入場そして紅白に分かれて座りました。
自分はトップバッターだったのですぐに名前を呼ばれました。

「始め!」と審判が声を上げ試合開始。
相手との間合いを計りながら積極的に攻めて二本先取、
あとは突進して右で一本、相手の拳をかわして投げを決めて一本。
最後は右のカウンターで一本。計五本とり試合終了。

二人目は体格的には自分の方が勝っていましたが、小刻みに動き回る選手でした。
やたらフットワークのいい選手だなあというのが最初の印象でした(ボクシングをやっていたと後で聞き納得しました)
どうも感じとしてはカウンター狙いのようで自分とは噛み合わず、時間だけが過ぎていきました。
接近したところを捕らえ拳を出しましたが踏み込みが甘く浅かったようです。
そのままお互い決め手を欠き0−0で試合終了。

勝ち点3、有効ポイント5、引き分け点1 計9ポイントで1級合格。
課題も多く先行きが思いやられる試合でしたがとりあえずホッとしました。

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年明けから新年度入学式までの活動
2006/4/2  小野 玲治 記(現駒澤大学日本拳法部監督)

= 新年以後の活動 =
年も改まり平成18年は2月より結束を固める会合を開いてきました。
  ・ 2月4日 渋谷にて若手OBと現役選手
  ・ 2月8日 第2回日本拳法神奈川県選手権大会
  ・ 2月13日 浜松町にてOB会合
  ・ 2月14日 浜松町にてOB会合、拳旺会副会長にも参加していただきました。
  ・ 2月25日 茨城県水戸にて拳旺会幹部会合
以上経過報告。

= 入学式前後 =
そして、4月2日の入学式を控え3月25日主将の佐田、副将の中村を交え、勧誘活動について打ち合わせを行いました。

サークルフェスティバルの一環として4月3日、4日と体育館16番ブースにて説明会を開催
5日から8日までは駒沢キャンパスを中心にして勧誘活動に励みます。
4月7日治田コーチ、4月8日は私小野が新学期稽古スケジュールの打ち合わせをかねて大学へ行きます。もしその時期に大学へお越しになられる方がいらっしゃれば駒大日本拳法部に記載のアドレスまでメールを下さい。

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平成17年度を振り返る
2006/1/3  小野 玲治 記(現駒澤大学日本拳法部監督)

= 後期活動終了 =
12月18日後期納会当日は前日から続いた寒波が日本列島を襲い、各地で交通マヒを誘発し人々の動きを封じ込めた。そんな中、駆けつけた有志OB参加者は治田コーチ(29期)、藤原(28期)、柿沼(28期)、遠藤(30期)でした。
治田コーチが納会を仕切り、藤原の提案でOB各氏及び4年生各人が一言ずつ挨拶をして締めくくり、本年度の駒澤大学日本拳法部の後期活動は終了。本年度の活動は治田コーチに負うところが多い一年でした。

= 後期の稽古 =
9月から始まった後期活動は部員不足から、ともすれば沈みがちになるところ、主将の宮路と副将の佐田が踏ん張り、4年生部員3名(男子1名、女子2名)3年生部員1名を加え、道場にも活気が戻り、前期より治田二段がコーチとして復活、選手たちの指導にも一段と熱がこもりました。

部員不足から団体戦に臨むことが出来ず、対外試合もままならない中、各選手は他校へ稽古に出向き、また、他校選手を迎えての合同練習を行い、精力的に稽古を続けてきました。

= 昇段級審査 =
そういう中、11月23日に行われた昇段級審査、岩崎選手(4年生)は初受験にも関わらず3級、2級を受験。見事合格。3級、2級を取得して卒業。


12月11日行われたこの年最終の昇段級審査には松川選手(4年生)が3級受験。駒大としては初めて女子の選手が挑みました。

松川選手自身初の受験にも物怖じせず堂々と形を披露、防具審査では見事な一本を奪う戦いぶりで3級合格。





2級を受験した佐田選手も、2級合格。

= 平成18年度に向けて =
平成17年の活動は前期は佐田選手が「第22回高幡不動尊あじさいまつり奉納試合」出場。
後期は各選手が積極的に昇級を目指し、翌年への活動に力を与えました。
しかし、4年生3名が卒業していく中で新入部員の勧誘は急務となります。
このHPを御覧の方々、日本拳法に興味をお持ちになった方は、下記アドレスにメールをいただければ幸いです。
来期は平成18年3月下旬より稽古を始めます。

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第22回高幡不動尊あじさいまつり奉納試合
2005/6/18  小野 玲治 記(現駒澤大学日本拳法部監督)

= 佐田3級の初試合 =
梅雨入りを迎えたこの時期恒例の「第22回高幡不動尊あじさいまつり奉納試合 日本拳法大会」が6月12日(日)開催されました。

真言宗智山派別格本山、高幡山明王院金剛寺は古来関東三不動の一つに挙げられ高幡不動尊として親しまれている。
京王線特急で新宿から約30分の高幡不動尊は、新撰組土方歳三の菩提寺があり、大会の名前が示すとおりアジサイの名所です。梅雨入り直後のこの日は最高気温29.8度と平年よりも4度も高く動かずとも汗が滴るアジサイの似合わぬ晴天でした。
副将の佐田3級(2年)が級の部トーナメント戦と紅白勝ち抜き戦に出場しました。
紅白勝ち抜き戦は2人勝ち抜きルールに則り、見事2試合を勝ち抜き敢闘賞を受賞。
級の部は大学・自衛隊・道場、参加団体20、参加選手50名強を数えました。
トーナメント戦では、一回戦目は初めての試合に硬さが見られ1対1で時間切れ、1本先取勝ちの時間無制限の延長戦に突入(要は時間制限なしのサドンデス)。
延長戦開始20秒後、佐田が前拳で相手を崩し後拳が相手の面に炸裂、2回戦へ駒を進める。
2回戦目は硬さもほぐれ試合時間をたっぷりと残し2本先取、3回戦へ。
3回戦目は格上の1級、距離をおかず組み付いてくる相手に善戦しつつも押さえ面2本を取られ敗退、スタミナ不足を知る試合であった。

= 初めての表彰 =
続いて行われた紅白勝ち抜き戦、ルールは、引き分けの場合は双方交代、負けはもちろん退場、勝者の勝ち抜きは二人抜きで交代。
18試合目に佐田が登場、1試合目2試合目と2選手共に佐田と同じ3級といえどもこの2試合の戦いぶりには目を見張るものがあった。
先ほどのトーナメンと3回戦目の敗退がうそのように軽い動きをみせ、真直ぐに繰り出す拳が冴えていた。
2試合共に試合時間をたっぷりと残し、佐田の前拳後拳の連撃が炸裂、規定の2試合を勝ち抜き、敢闘賞を受賞。
駒澤大学久々の試合出場、佐田の真直ぐ突き出される左で相手の崩し直後に相手を襲う右が相手の面や胴に極まった。
試合出場が初めてなら敢闘賞受賞も始めて、佐田にとっていい経験になりました。又、今回の試合が日本拳法部に活気をもたらす事になるでしょう。

【連絡先】
興味がある方、入部を希望される方、ご質問のある方は、下記リンクまでメールを頂けますようお願いします。
皆さんからのメールお待ちしております。
komaken.ono@gmail.com