○地球の歩き方 事件簿編  

(中国編)  

  私の初の海外旅行はこの国でした。そして、飛行機に乗るのも初めて!!(実際かなり飛行機だけでも感動しました。)

  さて、中国といえば、観光もとてもすばらしいですが、やはり食!医食同源の国なのでかなり期待していました。

  ところが、私の期待は別の方角へ向かってしまいました。どうも私の口には合わなかったらしい。

  とはいえ、やはり、中国!!屋台はとても楽しい!、とにかく「1個=1元(イーガーイーゲン)」や

  「お兄さん安いよ!3個1000円、3個1000円」と連呼してました。(中国では、何かの口上のようにやたら

  「3個1000円と言われました。) 

  また、桂林では、野性味(違う意味で)あふれる屋台など、味は、いまいちでしたが、中国を体感できました。

 桂林の屋台にて
 恐怖の腐乳

               

  (チャレンジ編)

  今回は、行ったメンバーが個性派軍団だけにいろいろとトライ(電波少年的)してみました。  

  いろいろありましたが、一番笑えたのが、床屋に行ったことです。

  中国という国は、路上の床屋がとても多いです。(10年も前ですが)最初は、路上の床屋にチャレンジしてみよう

  ということに。ところが、現地ガイドから、路上の床屋は、見習いも多く耳を切ったりと事故も多いのでやめたほうがいい

  といわれ断念。ということで、町の床屋に先輩達と行ってみました。町の床屋だと、中国語が通じないので危険だということで、

  ガイドさんがついて来てくれました。まずはカット!こちらのオーダーは、「今、上海で一番はやっている髪型で!!」

  これも国の違いか!床屋の親父さんは、くわえ煙草で髪を切ってきました。

  見ていてすごくハラハラしました。危ないって!!(ちなみに髪を切ったのは先輩2人です。)

  そして、こちらの意思とは無関係に進むはさみ!いざ完成!!さて、一番、上海ではやっている髪形とは・・。

  ・・・・七三分けでしたそれも、きっちりと(笑) ビデオカメラでとったため画像がなくて残念です。

  一同みんな大爆笑!

  先輩のコメント「ありえないだろう!

  その後、ホテルに戻り、急いでシャワーを浴び髪型を変えてました。(笑)

  (上海ラビリンス編)

  これも、今思えば記憶深い出来事です。

  私達の先輩に、中国からの留学生がおり、その人が是非、地元、上海を

  案内したいということで先に現地入りして待っており、私達の滞在しているホテルへ向かえに来てくれました。

  全部で、タクシーが5台。先導車に、その留学生の先輩が乗り込み、それ以外は、各4名ずつがばらけて乗車

  しました。しかしここで、事件が起きたのです。何故なら、我らが乗っている車が、先導車を抜かして

  しまったからです。そして、我々の車だけが、明るい繁華街からはずれ、暗い道をひたすら走り続けたのである。

  乗っているメンバーは、先輩Nさん(男)とAさん(女性)オーストラリアからの留学生(女)と私。

  まず、行き先を聞こうと、英語で運転手に聞いてみた。(こういう時、オーストラリア人がいてよかった。)

  しかし、知ってか知らずかにやっと笑い、その後はノーリアクション!そのままひたすら走り続けた。

  (後でわかったことなのだが、中国人のドライバーは、英語がほとんどわからないらしい。)

  しかし、我々は、このままドナドナの歌詞みたいに売られてしまうのだろうか?

  この状況に私とNさんは、狭いタクシーの中、助手席と後部席で打ち合わせをした。

   「とりあえず、最悪の場合は、俺が助手席から、運転手を押さえつけるから、お前は、2人(女性)を

  逃がせ!いいな。

  「はい!わかりました。

  こんな会話を繰り広げながら緊張な面持ちで、横の2人を見ると、わいわい楽しそうにしていた。

  しかも、オーストラリア人の留学生にいたっては、「私、外人だから大丈夫。」

  と意味不明な日本語を言っていた。中国では、私達も外国人なんだけどね・・。

  それは、さておき きっと彼女は、英語が通じるから問題ないといいたかったのであろう。

  だが、そんな会話が繰り広げられているうちに、我々を乗せた車がある高級ホテルの前で止まり、そして下ろされた。

  いよいよ黒幕の登場か?と思いきや、見覚えのある車が後ろからやってきた。

  「あれ! 先輩の車だ!」と私は心の中で思った。

  ようするに、我々のタクシーは、近道をしっていて先回りをしてくれていたのである。

    今考えれば、先輩が手配してくれている車でそんなことがあるはずもないのだが・・。

  でも良かった!(初の異国なのできっと緊張していたのだろう)

  さて、いざその高級ホテルへ入るとまたびっくり。なんとラウンジが貸切になっていた。

  しかも、飲み放題、食べ放題ときた。(ウイスキーは、なんとヘネシー) しかも、全部おごり!

  中国人留学生恐るべし!!この先輩の印象はというと、試験前になるとノート見せてくれ

  とかいう印象しかなかったが、まさかこんなに金持ちだったとは・・。

  それ以来見る目が変わったのは言うまでもない。

  ざっと、中国編は、こんな感じです。他にも、天安門広場でサッカーした話やらディスコの話やら、

  屋台の話やら、言えない話もありますが

  また機会があれば書いてみます。

     
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