場所:チリ西方の太平洋沖バルパライソ州 ラパ・ヌイは、先住民の言葉で大きい島という意味である。イースター島に残るモアイ像が有名である。 モアイは約900体が残っているがその殆どは、16世紀から17世紀に起きた部族抗争で破壊されてしまった。 7世紀から1,000年にわたって作られたモアイ像は部族の長の姿を表したのだと云われている。モアイ以外にも、 洞窟内の壁画や住居跡などラパ・ヌイ文化を示すものも含まれている。
場所:チリ中部バルパライソ州 カラフルな民家が立ち並ぶ坂の町バルパライソ。チリ最大の港町です。この町を建設したスペイン人により 天国の谷と名付けられました。19世紀、火薬の原料だった硝石を輸出する積み出し港として栄えました。 当時の繁栄を伝える街並みが世界遺産となっています。丘の上にはトタンで覆われたカラフルな民家が並びます。 地元の鉱山主が硝石を輸出した帰りに、船のバランスを安定させるため、トタンを輸入しました。 家を風雨から守り、経済的だったトタンは人気を集めました。人々は思い思いにペンキを塗り、 カラフルな街並みを築いていったのです。