中国・マカオ地区の世界遺産

・北京(ベイジン)と瀋陽(シェンヤン)にある明(ミン)・清(チン)王朝の皇宮万里の長城
・天壇・ 蘇州(スーチョウ)の古典庭園群 ・澳門(マカオ)歴史地区

 
 天壇 (天壇) 1998年 文化遺産 (撮影:1996年1月12日)  お勧め度:6
 
             
   

創建:1420年
場所:首都北京市崇文区。北京市内、地下鉄前門駅からタクシーで10分

天壇とは、明、清両王朝の皇后が天を祀り、五穀豊穣の祈りを捧げた場所である。
総面積273万uという広大な敷地の中に、北から祈念殿・皇窮宇・園丘が一直線に
配置されている。瑠璃色の瓦をしいた3層の屋根は天空を表している。

             
   万里の長城 (万里の長城) 1987年 文化遺産  (撮影:2007年5月17日) Photo by Y.O お勧め度:9  
             
   

建造:紀元前221年
場所:中国河北省・北京市・山西省・内モンゴル地区etc 八達嶺までは、北京から車で1時間


全長:約6000km(北海道〜九州間の約2.5倍)
紀元前5世紀、周の時代に北方騎馬民族の侵入を防ぐために築いた城壁が、長城の始まり
その後は、秦の始皇帝が30万の軍団と数百万の農民を動因して完成させた。

・八達嶺・・入り口から向かって右が比較的緩やかな傾斜で、「女坂」、左は、急勾配の「男坂」と呼ばれている。

             
   故宮/紫禁城 (北京(ベイジン)と瀋陽(シェンヤン)にある明(ミン)・清(チン)王朝の皇宮) 1987年  文化遺産 (撮影:1994年11月26日) お勧め度:8  
             
    創建:1406年
場所:首都北京市東城区 地下鉄天安門駅


面積:約72万u(殿閣にあ、9,999の部屋がある)

明の永楽帝が15年の歳月を費やして1420年に完成させた。以後、清の末代皇帝溥儀まで500年間
24皇帝がここで暮らした。

大和殿・中和殿・保和殿・乾清宮・交秦殿・坤寧宮・養心殿・体和殿・珍妃井
 
             
   明の十三陵 (明(ミン)・清(チン)王朝の皇帝墓群) 2000年/2003年 文化遺産 (撮影:2007年5月17日) Photo by Y.O お勧め度:8  
             
     

創建:1519年
場所:明の十三陵は、北京市昌平区

永楽帝の長陵を始め、明代13人の皇帝とその皇后の墓。
参道には、皇帝の死後も権力を守り続ける象徴としてしての像、馬、駱駝、功臣官、文臣官、武将像
など、重厚な石造が並んでいる。

・定陵・・第14代神宗万暦帝の陵墓
・長陵・・十三陵の中で最大規模を誇る第三代祖永楽帝の陵墓

             
   拙政園 蘇州(スーチョウ)の古典庭園群 1997年 文化遺産 (撮影:2007年5月17日) Photo by Y.O お勧め度:6  
             
   

場所:中国南東部 江蘇省蘇州市 上海市から蘇州市内まで約1時間〜1時間30分

蘇州古典園林の庭園の多くは明の時代に建設された。
これらの多くは地元の名士により作られたもので、公共事業としてではなく、個人の趣味で置かれたものである。
庭園は豊かな水を利用し、池を配置した素朴な美しさを特徴とする。
拙政園・・造園:明代/ 寒山寺・・創建:梁代/留園・・・造園:清代/・獅子林・・造園:元代
滄浪亭・・造園:五代/網師園/環秀山庄 /退思園/藕園 / 藝園

私が見学したのは、、拙政園・留園・寒山寺

 
             
   聖ポール天主堂跡 澳門(マカオ)歴史地区(20の史跡と8の広場) 2005年 文化遺産 (撮影:2001年3月19日) お勧め度:5  
             
   

17世紀初頭にいイエズス会が建てたもの。ポルトガルだけでなく、長崎を追われた日本人キリシタン
建ちも加わって、20年あまりの歳月をかけて建造された。
1855年に起こった火災により、現存部分する建物正面と階段壁以外は消失してしまった。


 
             
   モンテの砦 澳門(マカオ)歴史地区 2005年 文化遺産 (撮影:2001年3月19日) お勧め度:5  
   
   

17世紀初頭、イエズス会会徒によって築かれた22問も大砲を持つ砦。1622年には、攻めてきたオランダ軍を
撃退した。砦の大砲の大砲が海向きの3方にあって、中国本土側には向いていないのは
当時、中国と争う意思のないことをあらわしている。

   
             
   聖ドミンゴ教会 澳門(マカオ)歴史地区 2005年 文化遺産 (撮影:2001年3月19日) お勧め度:5    
             
    クリームイエローの壁に、白い化粧漆喰の繊細な装飾、深緑色のドアと窓の鎧戸が 印象的な教会。
17世紀にドミンゴ修道会によって建設された。
天井にはAM(アベマリア)の文字をもちーふにした美しいエンブレムが描かれている。
   
             
       
             
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