インド の世界遺産

・デリーのフマユーン廟・ デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群・赤い城の建造物群 (ラール・キラー)
・タージ・マハール・アーグラ城・ファーティプル・スィークリーシャルタル・マンタル(天文台)

 
  デリーのフマユーン廟     1993年 文化遺産 (撮影:2013年4月29日)  お勧め度:8
 
             
   

創建:1565年
場所:ニューデリー。デリー空港からデリー駅までバスで40分。そこからタクシーで約10分

ペルシア出身の建築家サイイド・ムハンマド・イブン・ミラーク・ギヤートゥッディーンと
その父ミラーク・ギヤートゥッディーンの2人の建築家によって9年の歳月を経て完成されたという
その建築は、ムガル帝国の廟建築の原型を示すといわれている。

 

             
    クトゥブ・ミナール     1993年 文化遺産  (撮影:2013年4月29日)  お勧め度:9  
             
   

建造:1193年
場所:ニューデリー。デリー空港からデリー駅までバスで40分。そこからタクシーで約10分

高さが72.5mあり、世界で最も高いミナレットである。これでも地震や落雷などで先端が崩れた後に修復してあり、
当初は100mほどの高さがあったという。直径は、基底部14.3mに対して先端部2.75mであり、
文字どおりの尖塔である。

             
   ラール・キラー       2007年 文化遺産 (撮影:2013年5月4日)  お勧め度:8  
             
    創建:1648年
場所:ニューデリー。デリー空港からデリー駅までバスで40分。

ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、アーグラから遷都し、自らの名を冠した
新都シャージャハーナーバード (Shahjahanabad) における居城として築いた。
1639年から9年をかけて1648年に完成。名称の由来ともなった城壁の赤い色は、
建材として用いられた赤砂岩のものである。
 
             
    タージ・マハール       1983年  文化遺産 (撮影:2013年5月2日) お勧め度:10  
             
     

創建:1654年
場所: インド北部ウッタル・ブラディッシュ州アーグラ。アーグラカントンメント駅からバスで20分

タージ・マハルは南北560m、東西303mの長方形の敷地にある。
南端の約1/4部分は前庭があり、その北端にある大楼門を挟み広がる庭園は一辺296mの正方形であり、
水路と遊歩道によって東西南北それぞれに2等分され、さらにそれぞれが4つの正方形で区分されている。
その北には敷地の約1/4を占める基壇の上に、廟堂を中心に西側にモスク、東側に集会場がある

南の大楼門はダルワーザー、ムガル式四分庭園はバギーチャー、西側のモスクはマスジド、
東側の迎賓施設はミフマーン・カーナー(ジャマート・カーナー)、
そして高さ42mの4本の尖塔(ミナレット)を従える墓廟はマウソレウムと言う。

             
   アーグラ城塞         1983年 文化遺産 (撮影:2013年5月2日) お勧め度:6  
             
   

創建:1573年
場所: インド北部ウッタル・ブラディッシュ州アーグラ。アーグラフォート駅からすぐ。

外側から見ると赤砂岩主体の「赤い城」であるが、城内の宮殿には白大理石も多用されている。
ムサンマン・ブルジュの内壁や床は幾何学的な装飾が施された白大理石でできている。

 
             
   ファーティプル・スィークリー 1986年 文化遺産 (撮影:2013年5月3日) お勧め度:6  
             
    創建:1574年
場所: インド北部アーグラより南西40km。


遺産名「ファテープル・シークリー」とは勝利の都シークリーという意味である。
勝利の都と名づけられたのは、当時、アクバルがグジャラート地方での戦いに勝利したためである。
 

台地の上に建設されており、直行するグリッドに則した幾何学的な都市計画が実施されており
、その中心部は、宮廷地区とモスク地区とに分けられている[1]。ほとんどの建築物が赤砂岩
によって建設された、土着の建築文化とイスラーム建築の融合がなされた都市遺跡である。

 
             
   シャルタル・マンタル(天文台) 2010年 文化遺産 (撮影:2013年5月3日) お勧め度:5  
   
   

創建:1734年
場所:ジャイプール州

インド・ジャイプルにある天文台(ヤントラ・マンディル)。天文学者でもあった
ムガール帝国のマハラジャ、ジャイ・スィン2世 (Jai Singh II of Amber)によって
1728〜1734年に建てられた。マハラジャの居城「シティ・パレス」の一角にある。

   
             
             
       
             
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