スリランカ の世界遺産




 
  古代都市シーギリア     1982年 文化遺産 (撮影:2017年5月2日)  お勧め度:9
 
             
   

創建:5世紀
場所:シーギリア 

古都シギリヤはスリランカにある世界遺産。マグマが固まりできた四方崖が切り立つ高さ200m弱の岩にある5世紀の王宮跡と
それを取り囲む水路、庭園、貯蔵施設などの都市遺構からなります。
岩山の中腹にはフレスコ画で描かれた『シギリヤ・レディ』として知られる女性像が描かれていて。
1400年の風化を耐えた女性像18体は、19世紀スリランカを植民地とした英国人に発見され世界に注目されるようになりました。

             
    ダンブッラの黄金寺院    1991年 文化遺産  (撮影:2017年5月1日)  お勧め度:7  
             
   

建造:
場所:ダンブッラ


ダンブッラの黄金寺院の寺院には聖像や絵画があり、それらは釈迦とその生涯に関連したものです。153の釈迦像、3
つのスリランカ王の像、4つのヒンドゥー教の神像が祀られています。
当時から、ダンブッラの黄金寺院は、最大規模でかつ最も重要な僧院として機能していました。
現在も保存状態が最も良いことで知られていて、寺院がある岩山は周辺の平原から160mもの高さがあり、
周囲には80以上にも上る洞窟が存在しています。
最古の第1窟にある全長約14mの涅槃仏をはじめ、総数160体以上もの仏像が安置されています。
またこの地域は南アジアで最大の紅水晶の鉱山や、セイロンテツボクの森林があることでも知られています

             
   聖地キャンディ       1998年 文化遺産 (撮影:2017年5月2日)  お勧め度:6  
             
    創建:16世紀
場所:キャンディ

聖地キャンディはシンハラ人によるキャンディ王国の最後の都であり、現在でもスリランカ中部における中心的な都市と
なっています。16世紀後半まで続いたシンハラ朝は1815年、この地がイギリスの植民地となったことでシンハリ朝は
滅亡しますが、王権の象徴だった仏陀の犬歯は仏歯寺に残され、今もなおあつい信仰の対象となっています。
4世紀に、インドの女王がこの国に嫁いだ時にもたらされたという仏歯はスリランカの王権の象徴となり、
仏歯をめぐって戦争も起こるほど、スリランカの歴史とは切っても切れない遺産となっています。
エサラ月にあたる7月の満月を頂点とする時期に行われるエサラ・ペラヘラ祭では、仏歯が象の背中に乗せられて、
神々の象徴である武器と共に町中を練り歩きます。
 
             
    ゴール旧市街とその要塞       1988年  文化遺産 (撮影:2017年5月4日) お勧め度:7  
             
     

創建:1654年
場所: ゴール

この町は14世紀にアラブ人の貿易地として発展した港町で、17世紀にポルトガルに代わってスリランカを植民地としたオランダは、ここに城塞都市を築きました。さらに18世紀末にはイギリスの植民地となりますが、常に植民地の拠点として受け継がれてきた街となっています。
城壁やムーン要塞、聖堂、スリランカ最古の洋式ホテルなどが残されており、主要な3つの稜堡(城壁や要塞の、外に向かって突き出した角の部分)を含む要塞はそれぞれスター、サン、ムーンと呼ばれています。

             
   スリランカの中央高地       2010年 自然遺産 (撮影:2017年5月3日) お勧め度:7  
             
   

創建:1573年
場所: ヌワラエリア

ピーク・ウィルダーネス保護区、ホートン・プレインズ国立公園、ナックルズ保護森林を含み、
標高2500m以上に群生する熱帯雨林となっています。スリランカの顕花植物の固有種の半分と脊椎動物の固有種の51%が
この地域で確認されています。

ピーク・ウィルダーネス保護区は標高2238mのスリー・パーダの山が山頂にある「聖なる足跡」によって
仏教徒、ヒンドゥー教徒、イスラム教徒、キリスト教徒の共通の聖地となっており、別名「アダムスピーク」とも呼ばれています。

 
             
       
             
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