ダイスケ的にもオールオッケー?


MSXマガジン 1987年12月号より
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しっかりと「DAISUKE ASAKURA」の文字が! ちなみにこれは88版。



再販されたサントラ盤を、ACCESSのコーナーで見かけた人は「?」と思ったことだろう。

T&E SOFTつながりで、他に『アシュギーネ 虚空の牙城』の曲なども手がけています。
(FM−PACにサンプルが入っているやつね。)



さて、肝心のゲームの方ですが、内政やって、艦隊戦して、モビルスーツドライビングアーマーで惑星を制圧して、
謎を解明するという、たいへん節操のない盛りだくさんの内容になっています。

しかも、いきなり7機種での発売を発表し、ストーリーは全部別、2人同時プレイ可能、パスワードによる全機種
完全データ互換(ファミコン含む)を実現と、まさに無敵の仕様
話題をかっさらっていた記憶がありますが、完成度がイマイチだったためか、大ブレイクには至りませんでした。


−ディーヴァ STORIES−
 サブタイトル主人公職業機種
STORY1ヴリドラの炎ルシャナ・パティ辺境星系司政官PC−8801mkIISR
STORY2ドゥルガーの記憶ア・ミターバ貴族の後継ぎFM−77AV
STORY3ニルヴァーナの試練アモーガ・シッディ元帝国軍艦長X−1
STORY4アスラの血流ラトナ・サンバエースパイロットMSX
STORY5ソーマの杯アクショー・ビア天才科学者MSX2
STORY6ナーサティアの玉座マータリ・シュバン海賊ファミリーコンピュータ
STORY7カリ・ユガの光輝クリシュナ・シャークPC−9801



このシロウト臭い絵がいかにも昔のパソゲー、といった感じでたまりません。ストーリーはインド神話がベース。
雑誌の広告にしばしば誤植があって、ユーザーを混乱させていました。「アクシュー・ビア」とか。(笑)



尚、ファミコン版には内政要素がなく、98版はアクションシーンを廃して完全シミュレーション化をはかるなど、
ユーザー層を考慮したカスタマイズあり。

ファミコン版は「ある惑星を攻略後、動かずに1分間待つ」という、カセット叩き割りの刑寸前、
『たけしの挑戦状』のような謎解きがあるそうなのですが、その情報はMSX版で遊ぶと入手できるのでした。(仲悪そう…。)


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