スターソルジャー バニシングアース

NINTENDO64/ハドソン(98年)



今や宣伝部部長。

「左手の技術よりも右手の感性」だそうです。なんという有り難いお言葉!
シューター諸兄、「ゲームは1日1時間」に替わる座右の銘にしましょう。
しかしこのゲーム、とんでもない駄作なんだよなあ…。

【STORY】
 AD2092年、人類は壊滅的な被害を受けていた・・・・ゼオグラードと名乗る存在によって・・・・。
その壊滅的な被害の中で、SIA(Special Interception Airforce)チームは決して諦めはしなかった。
SIAは、最新鋭のF92ソルジャーブレイドを最前線に投入。
強行突破の末、ゼオグラード軍の最終ボス、デュオスコア3.3Cを見事撃破したのだ。
F92ソルジャーブレイドは致命的ダメージを受け、再起不能となったが、
SIAが大破したソルジャーブレイドの戦闘記録を得るために回収し、地球に持ち帰る事に成功した。
人類に平和が訪れたかにみえた・・・・。
ゼオグラード軍の最終ボス、デュオスコア3.3Cを倒したが、
ゼオグラード軍を滅亡させた訳ではなくその背景には強大な存在が息を潜めていることに・・・・。
ゼオグラードとは単なる生命体ではなく、
高度に進化し、独自の社会を構成するミクロの機械だったのだ。
SIAは次のゼオグラード軍襲来に備えて、
F92ソルジャーブレイドの戦闘記録をベースにした最新鋭戦闘機を3機開発し、それをF98シリーズとした。
そして・・・・AD2098年、ゼオグラード軍の2度目の襲来の時が来た。
人類の存亡をかけて、SIAがゼオグラード軍を迎え撃つ・・・・。

↑なんか日本語おかしくないですか? これ。
戦闘機のネーミングは、もろガンダムだし。(ちなみに『ソルジャーブレイド』は1992年、本作は1998年発売。)


【内容紹介】


ヒットコンボ付きタイニー『レイストーム』。

この一言で十二分です。CMを「やるだけハドソン」にすべき。
プログラムが64の高機能に全然追いついてないので、全編に漂うパチモノ感。
「プライドねえのか?」と思わず呟きたくなる、ハドソンのパクりっぷりも(いつにも増して)凄いが、
ここまでやっておいて全然面白くないのがまた凄い。
造形・配色・攻撃・背景、全てにデジャヴを感じる2ボスを見たときはぶったまげましたよ。

『スターソルジャー』と言えば、ファミコン縦シューの中でも5指に入るであろう傑作。
それをあの高橋名人がプロデュース、当時最強の性能を誇った64でリメイクというのだから、
俺的64のキラータイトル?というぐらい期待したものです。
ところが、別の意味でキラーだったとは…。ローリングで敵弾はじいてりゃクリアできるし。
どのツラ下げてあんなコメント書いてんだー。

「どうしてシューティングって売れなくなったんだろう・・・。」
お前がこんなゲーム作っとるからじゃ!と私は言いたい。

せっかく名人復権のチャンスだったのになぁ。
彼にはハドソンがコナミの傘下に入っても頑張ってもらいたいです。本当。


【スタソルまめ知識】


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