40日40夜の雨

40日40夜の雨の中、ふたりは出会った。
空色の目をした少女と、ブリキの兵士の物語……分岐なしの終末ファンタジーです。
明るい話ではありませんが、暗い雰囲気の中に一条の光がさしこむ感じで読後感はよかったです
♪「戦争」というものについて色々と考えさせられる話でした。個人的には戦争がなくなること
についてはかなり悲観的ですけどね……有史以来、何度も繰り返して、まだやめられないんです
からね。いつかなくなる時が来るとすれば、それは人間が今とは少し違う「人間」になった時か
、「戦争」のかわりになるシステムを作り上げた時かなあ?などと考える今日この頃です……。
独断と偏見によるおすすめ度4