茜街奇譚(あかねまちきたん)

現代の東京にあるという架空の街「茜街」を舞台にした伝奇サウンドノベルです。現在の
βバージョン1.1には長編1つと短編3つが収録されていてバージョンアップごとに物語が
追加されていく予定だそうです。ここではそのうちの長編
についてのレビューと感想を述べてみます……
眠り姫と夢喰い。そして桜の季節
24歳のフリーターの「加倉井 元子」はマンションに妹の「加倉井 智子」と二人で暮ら
している。ところがある時、妹の智子が書置きを残していなくなってしまう。妹がいなくなって
から毎晩のように見る悪夢、茜街で起こる通り魔事件、元子の前に現れる中年男と若い女性
の奇妙な二人組、これらが結びつきやがて現れる真実とは?……上で書いているように伝奇物の
サウンドノベルです。選択肢はあるけど、基本的に内容は変わらないようです。ただこの選択
肢によって短編が追加されるシステムになっています。なかなかおもしろい!立ち絵はありませ
んが、文章とシナリオがうまく、引き込まれて一気に読めます♪伝奇物ですが、この話に限って
はサイコサスペンスともいえる感じで、結構ドキドキできていい感じです。伝奇物、あるいは
サスペンスが好きな人はどうぞ!
独断と偏見によるおすすめ度5