僕の心は雨のち晴れ

 青空は続く、どこまでも――― 雲一つなく、限りなく無に近い青空を見つめる少年望月空は、過去に心を飛ばす。 ただ一人傍にいてほしいと思った少女の笑顔を繰り返し、自らの罪で心を殺す。 異常気象か天変地異か、もう一週間も快晴は続いていた。 しかし、彼は知っている――雲一つない空でも雨が降るということを。 天空を埋め尽くすのは不気味なほどに鮮やかな青色。 その青が何を意味するのか、そしてこの青の先に何が待つのか。 自らを過去に置き去りにする少年の心は、空に囚われ続ける。 そして屋上で一人うな垂れる少年の前に、一人の少女が現れた…… 分岐なし感動系のサウンドノベルです。全体的にはとてもよかったです♪主人公が過去に 囚われる理由も十分に納得がいくもので、そこから解放されるまでの救いと癒しの物語といった ところです。ただヒロインの性格が壊れすぎているような気が……テンションが高いのには理由 があるのかもしれないがおかしすぎるだろ〜(苦笑)。とりあえず感動物を読みたい人には オススメです!

独断と偏見によるおすすめ度

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