ブラームスの雪

主人公「藤崎貴志」が放課後の教室へ戻ると、クラスメイトの女の子が泣いていた。
彼女は学園的アイドルである「水野藍」。以来、藤崎は彼女のことを妙に意識してしまう。
しかしそれは彼女への恋心ではなく、不味いところを見てしまったという、ただの罪悪感。
少なくともあの日までは……分岐なしの恋愛サウンドノベル、いや青春ノベルかな?自分が
高校生の時にこういうことは全くなかったのは置いといて……なかなかいいもんですなあ。
ほんとに淡い恋愛ともいえないような恋愛ですし、それほどハッピーエンドというわけでも
ないですが、若人の淡い恋愛話を読みたい人はどうぞ。本編だけ読んでも多少すっきりしない
ところがありますが、サイドストーリーを読むとそれも解消されます。それにしても人生に
「正解」なんてないと思います、だからあの時こうした方がよかったとか考えるのはよしま
しょう!
独断と偏見によるおすすめ度4