冬の終わりのジグソーパズル

平凡な雛壇芸人である主人公・七ッ木ジュンは、ある事故をきっかけに眼鏡をはずすと女の子
になってしまうようになってしまったのだが……SF要素ありの恋愛サウンドノベルです。別に
年齢制限はありませんが個人的には15歳以上推奨です。とってもぶっとんだ設定ですが、なぜ
こんなことになったかは後半まで読むとちゃんとわかり、話そのものは結構おもしろかったです。
ただ個人的には主人公を含めたキャラクターに共感できなかったのはもちろん、あまり好感を
持てなかったのがちょっと……。登場人物たちが一般人じゃなくて、芸能人のうえに自己中な
方が多いからしょうがないのかもしれませんが、なんかついていけない感が(汗)。なんだか
幸せなのかどうかわからん微妙なエンディングが多いのはこいつららしくていいです。
一筋縄ではいかない恋愛物が読みたい人かはどうぞ。恋愛に純粋なものを求めている人には
向いていませんが(苦笑)。
独断と偏見によるおすすめ度3