さよなら眠り姫

徐々に眠ったまま起きなくなる病気「逃眠病」、その病が蔓延する直前の地方都市を舞台に
話は始まります。逃眠病の感染源と言われている少女「眠り姫」、それを治すために手段を選
ばないと決心した少年、二人が出会うように仕組んだ「眠らず姫」、逃眠病を治すために
さまざまな人々の人の思惑が交錯する……分岐なしのSFサウンドノベルです。タイトルからは
ファンタジーやおとぎ話を連想するが、内容はSFです(汗)。構成上、必ず2周読まないと
いけないのは少々めんどくさいですが、徐々に核心にせまっていく感じはいいです。外伝まで
読んでやっと全体の話がわかります。眠らず姫が○○を自力で作っていたところは、なんだか
都合よすぎな気もしますが、全体としては話がよくできてるのでSF好きな方はどうぞ!
独断と偏見によるおすすめ度4