STAY WAY

ある日、主人公・和泉(いずみ)は、演劇部の部長の最上さんという女の子にいきなり話し
かけられる。「私と一緒に演劇をやりませんか?」…分岐なしのサウンドノベルです。一応、
恋愛物…ともいえるのかなあ?全編(一部日記の部分を除く)通して、全ての文章が「最上さん」
が「和泉」に話しかける言葉のみという、いっぷう変わった構成になっています。主人公・和泉
の受け答えはすべて(・・・。)で表されているので勝手に前後の文章から想像するしかないよ
うです(汗)。妙な感じですが、こうゆう新しい試みもおもしろいですね。
あと、一場面ごとにタイトル場面に戻るのですが、必要性がないような…ちょっ
とめんどうでした。ストーリーはあまり山場がなく淡々と進みますが、悪くありません、ちょっ
とずつ隠されていた事実がわかってくる感じがなかなかいいです。日記とかはちょっとジーンと
しました(汗)。ちょっとした感動物を読みたい人はどうぞ!……お姉さんの方と恋人同士になる
のもアリだと思うが……。
独断と偏見によるおすすめ度3