Steel Rain

荒み続ける世界。
その中で、裏として生きていた一人の少女が居た。
幼い頃より人を殺すことを教えられてきた少女は、
その小さな手で数多の命を奪ってきた。
しかし今は、殺し屋としてではなく一人の少女として――生きようとしていた。
――殺人者としての過去と思い描く理想。
――守ることと戦うこと。
――善と悪。
――愛することと、憎むこと。
様々なジレンマが押し寄せる中。
少女が選ぶ答えは……アクションサウンドノベルです。選択肢はあっても話は一本道の
タイプです。選択肢は時間制限があり戦闘があってゲームオーバーもありますが、セーブして
いなくてもコンテニューができる親切設計です。まあ、そこそこおもしろかったし、感動
できるシーンもありましたが、あまり感情移入はできなかったかなあ。なんだか色々と無理を
感じるというか……弾丸を至近距離でかわすのはかまいませんが、誰も彼もが
それをできるのはなあとか、敵方がちょっとお粗末なようなとか。でも、気にならない人は気
にならないと思うし感動系のアクションノベルが読みたい人はどうぞ〜。
独断と偏見によるおすすめ度3