ｖｅｉｌ（ヴェール）
主人公・沢村俊平は秋のある日、数年前に別れたきりの幼馴染・相沢彼方と再会する。そして、
主人公とそのほかの登場人物それぞれの「秋」が動き始める……恋愛ファンタジー！？なのかな
あ（汗）。最初は普通のギャルゲーのような恋愛アドベンチャーかと思ったのですが、ちょっと
違うようです。一応恋愛物といったらそうなんですけど、かなり薄味な感じです。最初に「はじ
めに」を読めばわかるので省略しますが、ちょっとめんどうな構成になっています。あと、「veil」
をクリアしたあとで「沢村俊平」を最初からプレイすると選択肢が増え「秋と冬の詠唱曲（アリ
ア）」に入ることができます。全体としての話の内容はなかなかおもしろかったです♪ただ……
長い（汗）、中盤かなりだれました。でもまあ、ＢＧＭもいいし「秋」がテーマのちょっと
恋愛風味の不思議なお話を読みたい人はどうぞ！では、主要人物を軽く紹介……
沢村 俊平
主人公。生真面目だがちょっと暗い感じ。なんていうか理屈っぽい。なぜかモテモテである！？
のはギャルゲーの主人公の宿命なのか？（笑）。なにやら記憶があいまいなところがある。
相沢 彼方
主人公の幼馴染にしてメインヒロイン。何年かぶりに主人公と再会する。理屈じゃなく感情、
感性のおもむくままに行動するタイプ。子供っぽく甘えん坊なところがある。スケッチブック
に絵を描くのが趣味。実は彼女は……秘密です（汗）。
山吹 ありさ
主人公のバイト先のパン屋・もみじベーカリーの常連。主人公の前では真面目でかなり控え目
、別に地があるかも
しれないですが（汗）。でも、気になる異性の前でそういう態度をとることには好感を持ちます
ね。それが災いしてか貧乏くじばかりを引いている気がしますが……っていうか個人的には俊平
と彼方はありさに酷いことしているような気がする。
縁上 千里（ふちがみ ちさと）
年齢不詳の小さな少女。主人公が拾ってきて麻榎内家に居候させてしまう（笑）。寡黙で
あまりしゃべらない。彼女は見つかるはずがないものを探して旅をしているらしい、まるで
なぞなぞですなあ……
あとコロッケ大好きのコロッケ魔人であるという、よくわからん設定があります（汗）。
麻榎内 秋（まかない あき）
主人公のバイト先のオーナー。パンの腕は一流。主人公には雇い主というより、姉か保護者
のように接している。いつでも笑顔で優しい器の大きい人、主人公は頭があがりません。
「秋と冬の詠唱曲（アリア）」では中心の人物です。
松風 冬音
秋の親友で、もみじベーカリーの常連。理知的なおねえさん。秋が大好き。
「veil」では脇役ですが「秋と冬の詠唱曲（アリア）」では主要人物。なんか同じ人物とは
思えないんですが（汗）。
独断と偏見によるおすすめ度４
