私に咲く華を見て彼は笑った【精神≠現実】〜孤立〜

これは『真理』を追うゲームです。『真理』とは、正しい道理であり普遍的で妥当性のある
事実。簡単に表現すれば、"絶対といえるモノ"
この世に絶対的なモノは、果たしてあるのでしょうか?巷には"人の数だけ正解がある"というよ
うな、無難で当たり障りの無い『真実』が蔓延っています。そんな答えに飽き飽きしているア
ナタ!どうぞ、こちらの世界へ……なんというか一応分岐なしのミステリーサウンドノベルとい
うことにしておきましょうか!?ついでに青春物でサイコホラー(笑)。主人公の託斗と未央の
2つの視点から交互に同じ場面を読んでいく形式になっています。どう説明したらいいの
かよくわかりませんが、色々なものが詰め込んである感じがします。個人的にはなかなかおもし
ろかったのですが、結局、最後まで読んで作者の伝えたかったものが何なのか?ってのがはっき
りしなかったのが残念!どう『真理』につながるのか?でも、その部分と残っている謎は次回
作の『私に咲く華を見て彼は笑った【精神≠現実】〜存在〜』で明らかになるのではないかと
思っています♪まあ、哲学的な思考が好きな人や、青春物やミステリーが読みたい人はどうぞ!
途中かなり「痛い」ホラーっぽいシーンがあるので苦手な人は注意しましょう。
独断と偏見によるおすすめ度4