雪と手袋

彼女は見かけた。
木枯らしの吹く十二月の町で彼は、手袋をしていなかった。
雑踏につまづく彼、ポケットから転がったのは黒い手袋、人波をやりすごした後、
拾おうと伸ばした彼の手が……分岐なしの短編ミステリノベルです♪ミステリっていっても、
そんな大層なものではなく、日常に潜むちょっとした謎解きです。わかってみたら、たあいもない
話なんですが、うまくまとめているし、なるほどなあと思いました。読後感はとてもよかったの
でミステリ好きな人はどうぞ!ちょっぴり恋愛物でとても微笑ましい話なので、
そういう心温まる話を読みたい人もどうぞ。
独断と偏見によるおすすめ度4