ゆめいろの空へ

春のある日、大学生の主人公・夏目行人が公園を散歩していると、なにやら視線を感じる。白い装束、
あるいはローブをまとった美少女が彼のことをじっと見つめているのだ。そして、彼女は自分
のことを天使だと言うのだが……立ち絵なし分岐なしの現代恋愛ファンタジーです。わかりやす
くいうとツンデレというやつですな(笑)。お約束満載の話だそうで、途中のお約束すぎる展開
にちょっと飽きるところもありましたが、全体としてはひねりもきいていて、感動もできるいい
話でした♪天使といっても、ほぼ人間と変わらないので、ツンデレ美少女との恋愛物を読みたい
人はどうぞ!……主人公が住宅地の一軒家に1人暮らしで、バイトもしないのに金を持っている
とかご近所の目がどうとか、ヤボなツッコミはやめておきましょう、まさにゲームでの「お約束」
ですから(汗)。まあ、一番の「お約束」は天使が美少女という点なんですけどね、話の設定で
は天使が中年の大阪弁を喋る男性でもいいわけですし(笑)。……それはそれで別にヒロインを
設定すればおもしろい気がするなあ。
独断と偏見によるおすすめ度6