続編における難点 (No.2)

  1. はじめに

作品が人気になると必然的に続編が出るように感じます。

では、本当に続編が必要なのか、続編はユーザーが求めているものなのかについて書き留めました。

  1. 続編について

新しく作られた作品が実際に人気になると、その物語の「エンディング後の続きが気になる」とか「物語が分かりにくかった」といった理由(他にもあるかもしれませんが)により、前回の作品の続きや単語を同じにした新たな作品が出ます。これを続編と呼ばれます。

  1. 製作スタッフに課せられたものとは?

本来は上記のとおりなのですが、実際には「以前売れたのだから次も売れるのではないか」という思いで作られるのでしょう。新しい作品は製作者側も利用者側もリスクが高いですから。

ただ、そんな以前の遺産を受け継ぐというのは案外難しいものがあります。どういう続編なのかという部分によって理由も変わるでしょう。「用語だけ同じ」というものがあります。これは前回プレイした人たちにとってはなじみやすくはなります。

しかし、本当に同じにする必要があるのかという部分(むりやりなど)が一番の問題点でしょう。

「シナリオにつながりがある」というものは結構多いです。こちらは世界観を崩さずにどれだけよいものを作るかが問題になるでしょう。

「カリスマ性」のように一部のスタッフの力によりファンが増えた場合、結構危険(方向性、相違性など)な要素があったりします。

  1. まとめ

続編に必要なのは「気持ちをいかに変えずよりよいものを作るか」に尽きるのではないでしょうか?

記載日: 2005/11/10 現在

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