自己犠牲　2007.8.31 あなたが都合よく幸せなくらいなら 自分を犠牲にしてでも なんとかして あなたを 不幸にしてみせる お返し　2007.8.31 呪詛返しするよ 呪いを掛けられたままじゃしゃくだもの きっちり方を付けるから待ってて 赤信号　2007.8.31 渡りはじめた時は青だったのに 気づいたら赤で車に轢かれる あなたのことを考えて ぼんやりしてた わたしのせいなの？ わたしを轢く車に あなたが乗ってたりして・・ 可能性　2007.8.3 やろうと思えば なんでも出来ることは知ってるよ 何がしたいか考えて、困ってるだけ 毛嫌い　2007.8.31 ほんの些細なことで誰かを嫌いになってしまうのは ほんの些細なことで物事を面倒に思ってしまうのは 心のどこかが壊れているせい？ 温かな胸　2007.8.31 温かな胸を探してる 遥か昔うららかにその中で夢を見た また会えるような気がして探してる もう一度　眠りたい 目覚めることもなく夢みたいに 温かな胸の中で チャンス　2007.8.28 心臓の音を聞きながら 命を感じた まだあなたに会えるチャンスはあるね うさぎ　2007.8.28 満月がきれいだから あなたを想像して遊ぶ 兎の着ぐるみを着せたら 意外と似合う 黒点　2007.8.28 兎に引っ掻かれた 傷痕 黒く永遠にあとになっちゃったんだ あなたが私につけた 愛痕も 永遠になればいいのに 守る女　2007.8.28 守っているつもりで 生きるのもいいね 男を 守られてるつもりで 生きるのもいいね 女に あなたは私のもの・・ そう言って マリアの涙を流すの 私　2007.8.28 どれだけ 走り続けたら あなたに追いつくことができるかな 私は私に いつ触れることができるだろう？ 幻に　2007.8.20 面倒なことに 巻き込まれた 予期せぬ恋という 幻に 恋しない　2007.8.20 恋しないように気をつけよう 頭の何処かが警告する あなたの女になりたいと 体の奥が指令を出す 気づけば腕の中で・・ 恋がはじまるのを見てた 気ままに　2007.8.20 他の人とするとかしないとか そういうことじゃなくってさ 自分を信じられないとか あなたを信じられないとか そういうことでもなくってさ 会いたくて会うとか 抱きたくて抱くとか そういう感じで はじめてみようか 疑い　2007.8.20 忘却のチカラはすごいな また誰かに恋をするなんて 思ってもなかった 恋する自分への疑いは 消えやしないけど 不安が消えるころには 醒めてやしないといいけど 怯えてる　2007.8.20 テストの点数も 通信簿の結果も ちっとも気にならなかったのに 今では・・ 自分の気持ちに 人の気持ちに ビクビクしてしまう 間違いに気づくのはだれだろうと 勘違いに気づくのはいつだろうと 怯えてる ごめんなさい を先に言うから 許してちょーだい もし、正解だったら 離さないで もう少し夏だね　2007.8.20 私の体がすっぽりと入ってしまう 大きなソファーで 子犬のように丸くなって 遠くに見える木と光を見てた あなたは新聞を読みながら いつもの朝みたいにしてる テレビからは高校野球の 聞きなれた応援ソング もう少し夏だね ねえ、傍に行っていい？ それとも暑いから やめておく？ 会いたい　2007.8.20 会えないから会いたい それだけなのか 恋してるから会いたい そういうことなのか 君の瞳に乾杯　2007.8.17 素敵な台詞を覚えて 心の中で何度も繰り返し うっとりした 人はみんな 映画の主人公になりたくて 恋をするのかもしれない 君の瞳に乾杯・・ なんて、ちょっとすごい 二人の映画史　2007.8.17 映画館へ行くと いつも寝てしまう 恋人がいた 後から内容を 話して聞かせた 冷静な語り部を務めるわたし アクビを噛み殺して頷くあなた 少しずつ違う記憶が 蓄積された 二人の映画史 いつか・・ 紐解いてみようか 感想文　2007.8.17 あなたが面白いと言った映画を 今日いそいそと借りに行った 探し物が苦手な私なのに あっけないくらいすぐに見つかって ちょっと運命を感じた 見終わったらメールしよう そう、思って・・ 今からドキドキしてる あなたのことばかり　2007.8.16 もう夕暮れ あなたのことばかり考えて 日が沈む もう夜更け あなたのことを恋しがり 月が傾く もう朝焼け あなたのことを愛しはじめて 太陽が血に染まる 震度3　2007.8.16 地震大丈夫だった？ そんな電話を掛けて来てくれる人 私にはいない 震度3じゃ 死にはしないけど 心配されてみたいと思う ひとり　2007.8.16 テレビをつけたり消したり 冷房をつけたり消したり 眠れなくて あなたに会いたい 電話がきても たぶん、出ないけど サクラマーク　2007.8.16 よく生きてこれたな こんなにひとりで こんなに孤独で こんなに寂しくて よく知らんぷりで 生きてこれたな 笑うことが出来て えらかったね 「よくできました」の サクラマークをあげる にわとり　2007.8.16 ぽつんと寂しい 誰もいない 愛する人も 愛してくれる人も 色んなものを 何処かに置いてきた そして それを覚えてられるほど 頭もよくない 寂しい　2007.8.16 これからずっと寂しい あなたに会えてよかった けれど・・ あなたとはもう会えないから これからずっと寂しい 幸せだったぶん ずどんと深い闇 虚ろ　2007.8.16 昨夜はしゃぎ過ぎたせい・・ 今日の私 上がった分 下がって 虚ろな目をしてる ふり幅が大きくて いつも疲れる 罪　2007.8.16 恋のはじまらないセックスを してしまったのだとしたら それはとても 罪深いことなのかも・・ 生と性を愚弄にした 浅はかな行為なのかも・・ 待つともなく待つ恋　2007.8.9 待つともなく待っているわ 山のように川のように 田舎のおばあちゃんのように あなたが来るのを お茶を片手に ぼんやり景色でも見ながら 時々あなたと 庭の鳥を間違えて 餌をあげたり 野良猫を間違えて お風呂に入れたり するけれど それでも 待つともなく待っているわ 蝶のように花のように 頬杖をついた少女のように あなたが来るのを チョコレートを片手に ぼんやり詩集でも読みながら 時々あなたと 本の中の男を間違えて 恋をしたり 絵を描いて口付けたり するけれど それでも あなただけを・・ 待っているわ 待つともなく待っているわ いまさら　2007.8.9 受信メールを整理してたら 思いも寄らず あなたからの手紙があらわれた 焦って読み終え 何もなかったふりで 削除した 優しく「がんばれ」 なんて・・ね。 今、読むとつらいよ 幸せを分けあえない私に あなたはありったけをくれていたんだ 今さら「元気？」 なんて・・ね。 聞けるわけがない 削除　2007.8.9 胸の真ん中が痛いから 見なかったふりで削除 目頭の辺りが痛いから 目の悪いふりして削除 後ろは振り返りたくないんだ これ以上 弱くなったら 死んでしまう 前だけ見るので 精一杯だよ 正解　2007.8.9 あなたはいい人だから きっと今頃幸せになっているね 私といなくて よかったね あなたはいい人だから・・ わたしといなくて 正解 死ぬのかな・・？　2007.8.9 過ぎ去った恋ばかり 美しく見えてしまうのは なぜだろう わたし もうすぐ死ぬのかな・・？ 死ぬ前に 恋を数えているのかな・・？ 朝が来るまえに　2007.8.5 何でも簡単に手に入る 私たちの 本当に欲しいものは なんだろう 手にするたび忘れてしまう幸福と 届かぬほど魅惑的な幻想と 天使と悪魔に もてあそばれて 朝と夜に はさまれて 本当に欲しいもの 何ひとつ手に入れることもできず 隣で眠る無邪気な恋人に口づけて 魂を吸うように 首を絞める 宝物　2007.8.5 簡単なものに流されてしまうのは 悲しいことね 難しいことの中に 秘められた宝石を 掘り起こす労力を惜しむなんて 愚かね 私はやめない 泥んこになって 血みどろになって ムカデに刺された手が腫れても あきらめない 夢中になる その時の 快感を知ってる 忘れられる　2007.8.5 諦めてしまうのね あなたはわたしを わたしはあの人を すぐに手に入らないなら 仕方がないと・・ 気持ちを捨ててしまうのね 大人は忙しくて臆病でずるいから 人のせいにして・・ せっかくの恋も クローゼットの中で カサカサと音を立てて やがて 忘れられる ネズミ　2007.8.5 最後まで追いかけてくれたらいいのに 行き止まりでおびえたふりで 振り向くから 強引に抱いたらいいのに 私は思った以上に 臆病なネズミで チュウチュウと逃げてしまうけど 本当は捕まえられたいの 逆らえない絶対的な存在に ねじ伏せて欲しいのよ 星屑　2007.8.5 あなたに会いたいと心が言うの あなたに触れたいと心が泣くの この手を伸ばして 空で踊るの 息を吹きかけて 星を飛ばすの 目を閉じたら 消える世界に しぶとくちらつくあなたを 最後に私がすくうの Top of Page

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