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![]() 伝説 2008.12.31 伝説になる人というのは 自分では思ってもいない運命に 翻弄されるものらしい 凡庸な私は 凪ぎのような運命に漕がれて行く 浮かんでる 地球に それはそれで 自分の力で 海の泡に伝説を零して コミュニケーション 2008.12.31 体のどこかが触れ合ってると 喋らなくても平気だね あなたとコミュニケーション 手と手で 肌と肌で 口と口で とりこ 2008.12.31 一緒にいられるだけでいいって 依存に似た快楽 わがままな悶絶 一緒にいることのすべて 私の白い胸 あなたの太い指 ゆめまぼろしに 狂い笑い 好きにして 2008.12.31 私は好きにすればいいの? あなたに好きにされたいのに・・ 好きにすれば と言われても あなたなしじゃ無理でしょう 恋って 2008.12.31 終わりをいつも予期しながらの 恋って うっとりする ガラスの時限爆弾を あなたとわたしで かわりばんこに 持ちかえて 秒針の音にドキドキして 極限状態で 極限状態だから あなたとは こんなにきもちいのかな 不安定 2008.12.21 あなたがいても いなくても 不安定なのは なぜだろう 不安定を楽しむ余裕もなくて 涙が出そう 好きになりすぎているからなのか 好きを忘れかけているからなのか 面倒な女 2008.12.21 まるっきりでも はっきりでもなく 気持ちが移ろいはじめてる 確かなことなのか わからないけれど ほんの少しの移ろい加減に 胸が痛い 感傷的過ぎるな わたしは 面倒な女だな 迷走 2008.12.21 好きで好き過ぎて 傷つきたくなくて 好きじゃないふりをしているのか 傷ついてもいいほどは、もう 好きじゃなくなってしまったのか わからない 自分の気持ちが いつも途中で見失う 細胞分裂 2008.12.21 人は何人もの人を 愛せるのかもしれないけれど できるなら 一人を愛せたらいいじゃないですか できるならだた一人を 幸せに出来たらいいじゃないですか それなのに なんでだろう 人が多すぎて 心まで 細胞分裂をはじめ これはこれ それはそれ みたいになってしまう 自分の中に自分を創ってしまう なんか、嫌だな そういうの わたしはひとつに まとまっていたいな ひとりしか欲しくない 傘 2008.12.18 壊れた傘を捨てようかと思った でもなんか捨てられず 傘をぶら下げて家路に帰る 重いのに 業 2008.12.18 予兆もないのに 終わりを想像する私は意地の悪い女だ 最後のシーンに脅えながら ある種の期待にうずうずしてる 業の深い女 シーン 2008.12.18 この物語の先を読んでみたかった あなたと私の行き着く先を たとえ行き止まりでも あなたの顔を声を手のひらの温度を それを受け止める あるいは投げつける 私の涙を溜め息を胸の白さを 涙をぬぐう あなたの人差し指にキスをして さよならを言うとしても 爪の形が好きだと 目を閉じて口に含んでも 涙 2008.12.18 涙・・ 生まれる ・・・ 涙降る 涙踊る 涙光る 涙喜ぶ 涙遊ぶ 涙集う 涙笑う 涙出会う 涙揺れる 涙途惑う 涙弾ける 涙死ぬ 涙・・ 流れる ・・・ 嬉しいし 2008.12.15 抱き合わなきゃ わからないことがある 抱き合っても わからないことがある だけど 生身の生き物同士 抱き合ってあれしとく 気持ちいし 気持ちい と、ふたりとも 嬉しいし 匂い 2008.12.15 あの人の匂いを嗅ぎたい 食べられなくても まずは首筋に顔を埋めて 匂いだけでも 素敵でしょう 2008.12.15 なんのためにこれやってるの? なんのためにあれやってるの? 考え出すと限がなくて なんで生きてるの? まで辿り着く そこまで行くと逆にいい なんのためでもない ただ生きてんの なんかのためになんて 生きたくないし あれして これして 疲れて泣いて たまに笑ってるの 素敵でしょう いらっしゃい 2008.12.15 すべてを受け入れてあげたいと 思って抱く 女は海みたいなものかしら 穏やかで木漏れ日がキラキラ波間を揺らし とても魅力的だけれど たゆたえば足もつかぬ そこは果てのない深さ 泳ぎようにも そこは闇のような広さ それでも、男は帰りたい 自分の生まれ出た場所に 雨粒が大地に吸われるように 顔を埋める いらっしゃい 抱いてあげる すべてを受け入れるように 全てを奪い絡めとりながら 欲 2008.12.10 思いもよらないものまで なくなっていく 忘れ去ったものをあげれば 限がない それでも まだ何か欲しくて 欲しがるのをやめられない 人間はなんて豪胆な生き物なのか いなかった人 2008.12.10 会えなくて寂しいと 脳が勝手に防御システムを働かせて あなたとの記憶を消去しようとする あなたはいなかった人ということにして 日常生活を安穏と営めるよう 記憶を改ざんしようとする いや! あなたはいるでしょう? 早く帰って来てくれないと いなかった人になってしまうよ 三日月 2008.12.10 あなたがいないと バランスが悪くて 三日月も 傾いてしまいそう ひとつも同じものなんてない 2008.12.10 不倫の本を読んだ どれも似たり寄ったりだけれど どれも恋で ひとつも同じものなんてない 叶わないという切なさは 恋を長寿にさせる 媚薬であるのかしら・・ と思いながら 読み続け やっぱり 終わった 不倫も 本も どれも愛で ひとつも同じものなんてない 終わるという 以外の点では。 思い込みによる愛でもよいのだ 2008.12.10 一緒に生きるということは なんだろう 自分でそう思えればいいのだろうか この人と生きたい 生きてるような気がする そう思えれば辛い時の慰めになるのだろう 誰かを自分を守る強さになるのだろう 一緒に生きる それは もう自分で決めるしかないのだ 愛・・ それに関しても もはや、自分の思い込みで強引に 生の道連れにするくらいの気概で 道連れ 2008.12.10 あなたを道連れに死にましょうか いざとなれば迷いなく 止めを刺して そういうものでしょう 生きるということは 愛したいということは 刻む 2008.12.10 誰かと生きてる気がして 寂しくなくて 心が満たされて ふんわり笑える そんなこともあるんだね たとえ離れていても いま、一緒に時を刻む あなたの心臓の音が聞こえる いま、私の体を刻む あなたの心臓の音が聞こえる 小屋の灯火 2008.12.10 たくさんの人と関わって 生きてきたようで 私はとても小さいとても愛おしい小屋の中で 生きてきたのだ感じています 小さくてもそこには 愛も憎しみも嫉妬も後悔も嘲りも意地悪も羨望も歓喜も ありました だから、それでよいのです 小屋から出ても そこにはまた 似たような小屋があるだけ・・ けれど、それでよいのです 私は 笑い そして 泣き 時々誰かの手を握るでしょう 握り返してくれた手を 唇に近づけることもあるかもしれない それでいいじゃないですか かわいい女 2008.12.2 かわいい女よ あなたに可愛がられた瞬間に したたるほど綺麗で あきれるほどバカな 女になったの 成り下がるのに躊躇なんてないわ 愛する人に求められてなんぼのもんでしょう ただ、あなたの指先を待って 首をかしげ 髪を艶めかせているのよ ただ、あなたの吐息を持って 口を広げ 瞳を潤ませているのよ かわいい女よ あなたに可愛がられるたびに 何度でも生まれ変わって かわいい女になるの 誕生日の次の日 2008.12.2 誕生日が終わった なんか拍子抜けちゃうな ただ歳を取っただけなんて ただ、それだけ 2008.12.2 生まれてきたことを あなたは喜んでくれますか 私がいることで 笑ってくれますか ふたり触れ合えた その永遠にもまさる一瞬を大事に 祈りを捧げたいと思います 母の胸で 父の頬で 慈しみ育てられた 私・・ 今は、ただ、 あなたのそばにいたいと願う ただ、それだけの 女ですけど・・ 仕事分担 2008.12.2 もう一人の私 やっておいてもらえないかな? えー、無理なの。。 体が空いてないもんね〜 Top of Page |
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